テラスハウスに出演中だった女子プロレスラー・木村花さんが急逝。
木村さんが番組内の言動で誹謗中傷を受けていたため、木村さんの名誉のためにもやらせや台本、演出上の問題がなかったかの公表を求めるコメントが集まっています。
その実情をNEWSポストセブンの記事で現役スタッフが衝撃の告白。制作の裏側が露わになりました。
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テラスハウス2020|やらせや台本ある証拠?ボーナスの存在も
テラスハウスのオープニングでMCが毎回語るセリフがあります。
《用意したのは素敵なお家と素敵な車だけです。台本は一切ございません》
そのせいか視聴者も、テラハでは「本物」の人間関係や恋愛が繰り広げられていると期待していたのだと感じます。
しかし、テラハの元スタッフは記事の中でこう明かしていました。
「確かに台本はありません。でも、ストーリーはこちらで作っていました」
そもそもテラハのメンバーはずっとあの家に住んでいたわけではなく、週に2、3日集まって撮影をするだけ。
“共同生活”とは言えない状態だったといいます。
さらに撮影には設定の指示が。
「集合したら、撮影前に『どんな設定でどんな方向に恋愛を動かしていくのか』という説明を制作者から出演者に伝えます。
出演者は、そのときに“今回はこの人と肩を寄せ合うんだな”“この人と本音で語り合うのか”と状況を把握するんです。
デートに行く組み合わせなども制作者側の指示通りに動いてもらっていましたね」(元スタッフ)
引用元:https://nobiciro.com/wp-admin/post.php?post=15952&action=edit
指示通りに撮れないときは“テイク2、テイク3”まで撮影することもあったというのですから、「リアリティ」ではなく完全に「リアリティショー」だったということ。
さらに驚いたのは「ボーナス」の存在。
「出演者の有名になりたいという欲とボーナスが、事件やハプニングを起こす起爆剤です。
私がスタッフとしてかかわっていた頃は、キスをしたら5万円ほどのボーナスを渡していました。
ただ、少し前のシーズンからはボーナスを渡さなくてもキスをするようになったし、ディレクターの指示にも素直に従うようになったので、報酬制度はなくなっています」(前出・元スタッフ)
引用元:https://nobiciro.com/wp-admin/post.php?post=15952&action=edit
確かに番組を見ていて「カメラの前であれほどタイミングよくキスができるもの?」と疑問に思ったこともありました。
さらにはパワハラまがいの話も。
スタッフの中に姉御的な人がいて、一時期からメンバーはその人の顔色窺いばかりしていたそうです。
その人に嫌われると出演シーンが減ったり、おいしい“指示”が来なくなったり。
テラハは俳優やタレント志望など有名になりたくて応募するメンバーが多いので、“姉御”がどんどん絶対的な権力を持っていったといいます。
テラスハウス2020|花と快の問題のシーンも演出か?
誹謗中傷の原因『コスチューム事件』
そして、番組史上最大と言われる「誹謗中傷」の渦を巻き押し、木村花さんの不幸の引き金になったとされるのが、“コスチューム事件”でした。
3月下旬の放送回で、花さんが「命の次に大切」と語っていたプロレス用のコスチュームを、テラハメンバーの快くんが誤って乾燥機にかけてしまい、コスチュームは縮んで着られなくなってしまいます。
これに花さんは激怒。快さんの帽子をはじき飛ばし罵声を浴びせました。
そのかなり過激な花さんの言動に視聴者が反発。
SNSには誹謗中傷がかなりの数寄せられ、この回が再放送された5月以降も木村花さんのSNSには1日に100件以上の酷いコメントが寄せられていたといいます。木村花【激怒理由】の真相!洗濯事件の裏に『京都旅行とインスタ外し』
『もっと過激に』の指示
実は2019-2020東京シリーズのテラハは、キラキラした恋愛より「泥臭い人間模様」を打ち出す狙いがあったそう。
その狙いは当たり、最近の若いSNS世代が避けたがる、直接的な衝突を見せることで、大きな反響を呼んでいったのです。
さらに、過剰なぶつかり合いに呼応して、視聴者の反応も過激になっていきます。
SNSに寄せられるコメントも生々しいものになり、出演者たちが傷つく一方、むしろ制作側は注目度が上がっていくことを喜んでいたというのです。
動き出した負の連鎖は止まらず、実際に衝突の“指示”も出したと現役スタッフが証言。
「われわれスタッフから『もっと怒鳴り合って!』と指示を出すこともありました。
昨年のある放送回では、嫉妬を映像で見せる演出に花さんを使いました。
1人の男性を奪い合う形で、露骨に女性同士が目の前でアプローチをして嫉妬をさせ合うんです。
当の本人は頼まれてやっていたとしてもメンタルがすごくつらかったと思います…」(前出・現役制作スタッフ)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7520156a766832909f3aaacecc3319e7e7f854?page=3
「コスチューム事件」での演出には触れていませんでしたが、木村花さんは制作側の期待に応えようとしてしまったのかもしれません。
花さんは真剣勝負でありながら、演出で観客を喜ばせるプロレスラーという仕事をしていました。
テラハでも、制作サイドからの期待にプロとして応えようと頑張りすぎたのではないでしょうか?
元共演者が木村花さんの死を悼んでインスタに綴った言葉がすべてを物語っています。
《花ちゃんと私が最初に言い合いした後、次の日の夜には一緒に談笑しながらご飯食べてたんだよ。
(中略)こういうとこなんだよ。画面に映ってるところなんてほんの一部なんだよ》
木村花さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。木村花【誹謗中傷内容】原因や理由なぜ?快とのコスチューム事件の悲劇
テラスハウス|やらせ台本ある証拠?『花の激怒』も演出の責任か
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