初めてのフジロックに参加するなら、不安なことも多いですよね。
「テントはうまく立てれるかな?」「荷物は預けられる?」「お風呂はどうすればいいの?」など。
そんな疑問にお答えするために、今回はフジロックで利用できる便利なサービスや施設をご紹介します。参戦する前に知っておけば、より安全、快適に過ごせますよ。
Contents
フジロックで使える、便利なサービスを紹介
キャンプ初心者にも心強い「キャンプよろず相談所」
音楽フェスで「初めてのキャンプ」を経験する人も少なくないと思います。不安なのは、きっとテントやタープの立て方ですよね。
事前に庭や公園などで練習することをオススメします。また、ポールが別売りになっているテントなどもあるので、準備のときにしっかり確認しておきましょう。
それでも、現地で困ってしまったときに頼れるのが、キャンプサイト入り口にある「キャンプよろず相談所」です。
「自分のテントは自分で」が大前提ですが、わからないことは親切にアドバイスしてくれます。特に雨や風が強くなりそうな日は、悪天候に強いテントの張り方やポールの補強方法も聞けば教えてくれると思います。
最近では韓国や台湾からのスタッフも参加しているようで、外国人キャンパーにとっても強い味方になっています。
上手に使いこなそう「クローク(手荷物預かり)」
椅子、雨や日焼け対策、防寒用具、汗をかいたとき用の着替え、おやつや飲み物…。会場内にもっていく荷物ってけっこう量があったりします。一度入ってしまうと、宿やテントまでは割と距離があるので、できれば全部持っていって必要に応じて使いたいところ。
そんなとき便利なのがクローク(手荷物預かり所)ではないでしょうか。フジロックの会場付近には手荷物を預かってくれるところが2か所あるようです(年によって値段や場所に変更があるかもしれません)
会場ゲート近くにあるSHOP AEZEAというお店では、1日1000円で出し入れ自由で預けられるようです。夜、寒くなってきたらここに上着をとりに帰り、代わりに不要な雨具やタオルなどを置いて会場にもどる。そんな使い方ができそうですね。
もうひとつは、会場の外になりますがシャトルバス発着所付近にある金六イレブンというお店。会場までが遠いので、たとえば日帰りで参加する人や、事前に東京などで泊まってきて荷物が多い人などに使い勝手がよさそうです。
行きも帰りも手ぶらでラクラク「宅配便」
新幹線など公共交通機関でアクセスする、しかも現地ではキャンプをする場合、困るのが荷物です。混んだ電車の中でテントや寝袋を担いでいくの、いやじゃないですか?会場に着くまでに疲れてしまいそう。
そんな場合に使えるのが、クロネコヤマトさんの宅急便!会場の受け渡し場所まで荷物を運んでくれるんです。さらに帰りは自宅に送ればとてもラク。
フジロックの公式サイトに送り先、受け取り場所などが案内されています。1週間ぐらい前には発送しなくてはいけないので、荷物の準備は早めに進めましょう。
わたしは新幹線で帰るパターンのときに(行きは友人のクルマ)利用しました。手ぶらで駅に向かい、お土産もらくらく買えたので、本当におススメです。
汗も疲れも流してリフレッシュ「苗場温泉」
フェスのキャンプ生活で気になるのがお風呂だと思います。いくら涼しい山での開催でも、日中は気温がかなり上がりますし、踊って歩き回れば汗もかきます。女子じゃなくても、お風呂は入りたいですよね。
なんとフジロックでは天然温泉に入れるんです!苗場プリンスホテルの施設であるお風呂が「苗場温泉」としてキャンパーに開放されています。値段は1回500円。ボディソープ、シャンプーなども完備。とてもきれいなお風呂でした。
しかし、朝や夕方などはとにかく並びます!女子は滞在時間が長い分、その行列もハンパではない。なので、様子を見ながらできるだけ空いている時間をリサーチして突撃するとよいと思います。ちなみにわたしは、どーーーーしてもお風呂入りたくなり、その日のヘッドライナーだったレディオヘッドを断念して苗場温泉に行ったことがあります。信じられないほどガラガラでしたよ。
そのほか、無料のシャワーもありますが、こちらもとても並ぶ上にあまり清潔感がないので「どうしても」というときにオススメです。
いざというときにも安心「救護テント」
体調管理して万全の体制でフェスに臨んだつもりでも、気温や天候の変化、熱中症や疲れなどで体調が悪くなったり、虫刺されや捻挫などケガをしてしまったり。非日常であるフェスでは、そんな予測不能のことも起こるかもしれません。
そんなときは、あまり我慢や自己流の治療をしないで救護テントで手当てを受けましょう。飲食店が集まるオアシスエリアと、グリーン、ホワイト、ヘブンと各エリアにあり、医療スタッフが手当てをしてくれます。
もちろん、あらかじめ薬や救急用品などをリュックに入れておくなど、「いざというとき」のために準備しておくことが大切。体調が悪いときは、早めに宿やテントにもどり、休養を。それでも快復しないときは、近くの医療機関などで診察を受けましょう。実際、わたしも友人が熱中症にかかり、地元のクリニックに担ぎこんだことがあります…。
まとめ 上手に活用して安心・快適・便利なフジロックに
いかがでしたか?
考えてみると、フジロックって本当にやさしいフェスですよね。かゆいところに手が届くというか。
ただ、各施設やサービスには使用条件や時間などのルールもあるので、公式サイトなどでしっかり調べて利用してみてください。
今年のフジロックも、安心、快適に過ごしましょう!