松山英樹選手と共に、東京オリンピック・男子ゴルフ代表に選ばれた星野陸也選手。
新進気鋭の25歳にメダルの期待もかかります。
星野選手は、茨城県笠間市の出身ですが、卒業した中学校はどこなのでしょうか?
ちなみに高校はゴルフの名門・水城高校を卒業し、日本大学に入学しています。
しかし、日本大学は中退とのこと。その中退理由に驚きです!
星野陸也選手の詳しい経歴と共にまとめています。
Contents
星野陸也のwikiプロフィール!ゴルフのきっかけは父親
星野陸也選手は、茨城県笠間市に生まれました。
星野陸也(ほしのりくや)
生年月日 1996年5月12日(25歳)
出身地 茨城県笠間市生まれ
身長 186センチ
体重 70キロ
趣味 卓球、スポーツ全般
得意クラブ ドライバー
そんな星野陸也さんがゴルフと出会ったのは6歳のとき。
父親・宏さんの趣味がゴルフで、姉と共について行っていつの間にか始めていたとのこと。
宏さんによると、星野選手はとにかく超がつくほどの“負けず嫌い”だそう。
小学校1年生でゴルフを始めると、ベストスコア72の腕前を誇る父に負けるのが悔しくて猛練習を積んだといいます。
学校から帰ると毎日、地元・茨城県笠間市の練習場で200~300球打ち込んだとか。
その頃から小さい大会で優勝し、「トッププロになる予感はした」と宏さんは当時を振り返っています。
父親や家族との感動エピソードはこちら【顔画像】星野陸也の父は韓国でなく中国ハーフ!美人姉もゴルファー
星野陸也の出身中学校は水戸市の第二中学校!
星野陸也選手は、水戸市立三の丸小学校から、茨城県の水戸市立第二中学校に入学しています。
中学1年で本格的なクラブを買ってもらい、2年間だけティーチングプロに習うい、徐々にのめり込んでいったそう。
しかし、実は星野陸也選手、部活は卓球部に属していたようです。
SNSには、卓球の話がしばしば登場します。
よし!
気分転換に卓球やろっ!笑
「中学の時使ってた星野ボール」笑 pic.twitter.com/1sLmTdvgX7— 星野 陸也 Hoshino Rikuya (@riku20h) March 9, 2021
作ってしまった。
卓球ゴルフ。笑 🏓⛳️ pic.twitter.com/0MyZ4z8dA5— 星野 陸也 Hoshino Rikuya (@riku20h) March 24, 2020
また、2020年9月のフジサンケイクラシック優勝の際には、卓球や野球を参考に研究したことを明かしています。
「卓球台を買って、ボールってどう回転するの?とよく考えた。野球は詳しくないけど、大谷翔平のスイングもYouTubeで見たり。何かがつながることもある」
幼い頃には、水泳やサッカーの経験もあり、さまざまなスポーツの感覚が星野選手の強さの秘密になっているのかもしれません。
中学時代は、ジュニアの試合にも本格的に出るようになり、3年のときには全国大会に出場しています。
星野選手は、186センチの長身から繰り出すスイングですが、中学時代の身長はすでに180センチあったそうです。
星野陸也の出身高校はゴルフの名門・水城高校!
卒業後は、中学3年時の全国大会での活躍を見た、ゴルフの名門・水城高校の石井貢監督に誘われ、同校に進学しました。
水戸市有数のマンモス私立校で、男女共学です。
大学進学を目指す特進コースがありながら、部活動も盛ん。
空手、駅伝、野球が全国大会に出場しています。
偏差値はコースによって違うようですね。
普通科SZコース 67
普通科SSコース 58
普通科SAコース 49
普通科SBコース 46
星野さんは、スポーツ推薦クラスのある「SBコース」に在籍していました。
ゴルフ部も強豪として有名で、多くのOBが活躍。
回りのアマチュアの方に なんかないいわれて パンチがはいる方には必見です! pic.twitter.com/k7ZakBfYqs
— 片山 晋呉 (@ibaraki45) March 8, 2017
片山晋呉選手(メジャー7勝)
宮本勝昌選手(メジャー4勝)
横田真一選手
市原建彦選手
永野竜太郎選手
星野選手は、高校時代についてこう語っていました。
「入れただけでもめっちゃイイ!って感じだったんですけど、最初は本当に緊張しました。
練習してたら宮本(勝昌)さんとかがいらして、一人に一言ずつアドバイスをくれるんですよ」
憧れのプロから直接アドバイスがもらえるとは、さすが名門校です。
クラブやトレーニングに興味を持ち始めたのもこのころだそう。
「中学の時はただ球を打つだけ。でもパターを変えたらショートパットが入ったり、体のことを勉強したのが刺激になりました」
また、石井監督から聞く、卒業したプロの逸話から、日々の生活態度、コースの攻め方についての話も星野選手の上達意欲を強くしたといいます。
星野選手は、高校2年生の時には関東ジュニアを制覇しています。
そして3年時にはツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」に初出場を果たしました。
「超緊張しましたね。やばいぐらい(笑)」
最終的な順位は69位と予選通過者の中では最下位ではありましたが、憧れの舞台で貴重な経験を積んでいます。
しかし、残念ながら、名将・石井監督も64歳となり、後進の指導者が見つからないことから、2016年3月にゴルフ部は廃部になっています。
星野陸也の出身大学は日本大学!中退理由は『高速グリーン』
社会勉強のために日本大学へ
高校卒業後は、2016年に悩んだ末に日本大学国際関係学部に進学しています。
国際関係学部 偏差値 48(やや容易)
ただし、星野選手は一般受験ではなく、スポーツ推薦で入学。
大学進学した理由は、「社会勉強、人間関係も大事かなと思って」ということでした。
寮生活を送りながら、ゴルフ部に所属し、日本アマではマッチプレーに進出。
また、文部科学大臣杯では優勝するなど、実績を積み重ねていきました。
2年生で中退を決意した理由は?
しかし、星野陸也選手は、2年生の6月に大学を中退することを決断します。
そのきっかけとなったのは、2015年の「カシオワールドオープン」。
「硬くて速いグリーンってアマチュアの試合ではないんですよ。その時はパターが入らなくて。
入ったら普通に上位にいけるんじゃないかと思うぐらいショットが良かったんです。
でも、グリーンが速くてパットを寄せにいくだけになってしまって。これは完全に慣れだなと」
将来を見据えると、いち早くプロとして経験を積み、高速グリーンに慣れたほうがよいと判断したのですね。
若干20歳で驚きの判断力です!
卒業する前にプロ転向の意思を固め、QT受験を決意しました。
QTとは?
QTとはクオリファイイングトーナメントの略(Qualifying Tournament)。
出場資格選手は原則、プロテスト合格者を含むLPGA会員のみ。
テストに初めて合格した選手や、シード権を得られなかった選手が、ツアー出場権を争うゴルフの予選会のようなもの。
星野選手、初のQTには「サードまではすごく緊張した」といいながらも、ファイナルまで無事に進出。
ファイナルでは「気楽に回れて。日に日に目標は上がりました」と余裕のコメントも。
結局、トータル31アンダーで2位に7打差をつけてトップ通過。2017年シーズンのツアー出場権を見事獲得したのです。
その後の活躍はご存じの通り!
- 2018年には『フジサンケイクラシック』では単独首位で初優勝。
- 2019年には『ダンロップ・スリクソン福島オープン』で首位で迎えた最終日が降雨中止。2勝目を獲得。
- 2020年には『フジサンケイクラシック』で通算3勝目を獲得。
2021年7月開催の全英オープンに引き続き、東京オリンピック代表選手にも選ばれ、大きな注目を集めています!
まとめ 星野陸也の出身大学は日大!中学校は水戸市の第二中学校を卒業
若干25歳の新進気鋭のゴルファー・星野陸也選手の出身校や経歴をまとめてみました。
- 2009年 水戸市立三の丸小学校を卒業
- 2012年 水戸市立第二中学校を卒業
- 2015年 私立水城高校を卒業
- 2016年 日本大学国際関係学部に入学
- 2017年6月 日大を中退、プロ宣言
星野選手は中学時代に2年間プロに師事するも、その後は部活や自己流で腕を磨いてきたことがわかります。
物理教師の父親の血を引いたのか、研究熱心で、さらに性格は負けず嫌い。
スイングは「いつでも何かを変えています(笑)」と語るように、常に変化をさせているそう。
身長186センチの恵まれた体格とあくなきゴルフへの探究心。
無限の可能性を秘めた星野選手の活躍が今後もとても楽しみです!