大崎会長のインタビューは嘘だらけ?吉本はブラックと堂々宣言?【画像】

7月20日の宮迫博之さん・田村亮さんの謝罪会見が、大きな反響を呼んでいます。

自らの過ちを謝罪した上で、吉本興業の現状が露呈。

これに対して、松本人志さん、明石家さんまさん、加藤浩次さんなどの大物芸人たちも動きを見せています。

実は、この会見前の7月13日に、吉本興業ホールディングス会長である大崎洋さんが、朝日新聞、毎日新聞、時事通信などの大手メディアや、NewsPicks、Business Insiderなどのウェブメディアの取材に、それぞれ単独インタビューという形でいっせいに対応しています。

いま、そのときの大崎さんのコメントを見ると、驚きを隠せません。

改めて吉本興業がついてきた「嘘」と隠された「闇」が浮かび上がってきたからです。

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大崎洋会長のインタビューは嘘?宮迫・亮の会見と矛盾だらけ

https://www.businessinsider.jp/post-194568より

7月20日の謝罪会見では、宮迫さん・田村亮さんは金銭授受を会社に告白した時期と、そのあとの経緯についてこのように語っていました。

  • 6月7日の「フライデー」が発売された翌日に、亮さんから「お金のこと言いましょう」と宮迫さんに提案。
  • 6月8日会社に金銭授受を伝えた
  • その場で、吉本興業側から「ずっと静観でいきましょう」と言われ、従ってしまった。
  • その約2週間後、6月24日に吉本興業が宮迫さんたちの金銭授受と謹慎処分を公表。

そのときに吉本興業が発表したコメントは次の通りでした。

〈弊社が、複数回にわたり、該当タレントへのヒアリングや各自の記憶の整理、確認を丁寧に行った結果、該当する芸人において、反社会的勢力主催の会合であるとの認識はなく、また、報じられていたような金額ではありませんでしたが、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められました。〉

さらに、例の7月13日付け「BUSINESS INSIDER JAPAN」のインタビューの中で、大崎洋会長は金銭授受の発表が遅れたことについて質問されて、こう語っていたのです。

(宮迫)本人が「うん」と言わなかった。自社のタレントが嘘をついていたとは言わなかっただけの話だが、事実としてはそういうことです。5年も前のことで、記憶が薄れていたということもあったかもしれない。
ヒアリングが1回で済んで、事実が全てわかればすぐに出したが、精一杯やった結果です。

つまり、会社としては何度も事情聴取をしたが、なかなか宮迫さんたちが金銭授受を認めず、発表が遅れたという内容。

しかし、これは、宮迫さんたちの「フライデー発売翌日に、自らの金銭授受を吉本興業に伝えた」「記者会見を開きたいと訴えてもとりあってもらえなかった」という主張とは、まったく内容が違っています。

大崎会長としても、このおよそ1週間後に、宮迫さんたちがあのような会見を開くとは予想もしていなかったのでしょう。

どちらが本当のことを言っているのか。録音テープなどの物的証拠もない今、なんとも言えませんが。

個人的には、あの会見で、宮迫さんと田村亮さんのほうが嘘をついていたとは思えません。

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大崎洋会長はインタビューで吉本興業はブラック企業と堂々宣言?

https://www.businessinsider.jp/post-194568より

さらに、おなじインタビューの中で、大崎会長は吉本興業の芸人との契約や給与形態についても、自らの考えを述べています。

インタビューの中で大崎会長は、芸人が「最初のギャラが250円だった」と発言していたことを引き合いに出し、〈プロとして舞台に立ったんだから、1円でも払ってあげようという意味での250円。250円もらえてよかったなと、ぼくは思う〉

〈月に30万円払ってやるからがんばれよ、というやり方は、本当の芸人を育てるやり方とは思えない。吉本のいまのやり方を、変えるつもりはありません〉

テレビ局から吉本に支払われるギャラの取り分が、「吉本が9割で芸人が1割」という報道についてはこう語っています。

〈同じ番組で、吉本のタレントとほぼ同じランクの他社のタレントが出演したとき、他社のタレントのギャラは10万円、吉本は5万円だったとします。でも、他社は50万円もらってタレントに10万円を、吉本は10万円もらって芸人に5万円払ったのかもしれない〉

なんとなく問題のすり替えのような気がしますが…。

さらに、正式な契約書を交わしていない事実に対して、同じ日にリリースされた朝日新聞DIGITALの記事ではこう答えていたそうです。

「結論から言うと変えるつもりはない。吉本に契約書がないと言っているのは、つまり専属実演家契約のこと。それとは別に口頭で結ぶ諾成契約というものがあり、それは民法上も問題がなく成立する。紙に書くというよりも口頭でということです。それを知ってか知らずか、タレントたちは吉本契約書がないから、と笑いをとっている」

「吉本にとって芸人は、一緒に人生を共にする家族のような存在。大阪流に言うと『そんな水臭い紙の契約書なんて』ということもある」

引用元:朝日新聞DIGITAL

謝罪会見の中で、亮さんの口から「ファミリー」という言葉が出ていましたが、会社側と芸人側がとらえる「ファミリー」の意味が食い違っているようです。

一般的な企業と比べると、ずいぶん前時代的な風潮を感じてしまいます。

契約書というのは、果たしてそんなに「水臭いもの」なのでしょうか?それを「大阪流」に例えるなら、関西の企業は社員や取引先と渋々契約書を交わしているということになります。

ちなみに、この「口頭契約」については、7月15日放送の『スッキリ!』の中で、吉本所属のハリセンボン・近藤春菜さんが「口頭でも(契約に関して)聞いた覚えがない」と発言して、反響を呼びました。

これらの大崎会長のインタビューを読むと、結局、なにを伝えたかったのだろう?と感じます。

堂々と、「吉本興業はブラック企業である」と宣言したかったのでしょうか?

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まとめ インタビューは嘘と闇だらけだった?大崎会長と岡本社長の進退は?

7月20日に開かれた宮迫さんと田村亮さんの謝罪会見は、吉本興業の現状に大きな一石を投じたといえます。

多くの大物芸人が宮迫さん側に立ってしまったいま、吉本興業のトップである大崎会長・岡本社長はどう対応するのでしょうか?吉本興業の岡本社長は50%減俸で年収いくらに?辞任しろの声も!岡本社長は無能?なぜ辞めない?理由は会見が罰ゲーム感覚だから?

トップの辞職も免れないかもしれない事態だけに、7月22日の吉本興業側の記者会見に注目が集まります。浜田雅功が動かない理由はなぜ?吉本興業の岡本昭彦社長にビンタも?明石家さんま個人事務所の所属タレントは?ラサール石井も契約?【動画】宮迫博之の会見は演技臭い?田村亮のファミリー発言も波紋!

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