最近の音楽フェスは、テントに泊まる「キャンプイン」が主流になりつつあります。
フェスも初めて、キャンプも慣れてない…となると、「いったい何を持っていったらいいんだろう」と不安にもなりますよね。
テントや寝袋、ランタンなど基本的なものはすぐに思い浮かぶとしても、「持ってきてよかった」という、ちょっとしたモノは忘れがちだったりします。
そこで、今回はこれまでの音楽フェスでのキャンプ生活経験をふりかえって、「これ、便利だった」というグッズを紹介しますね。
キャンプをより快適にしてくれるアイテム
忘れちゃいけないモバイルバッテリー
タイムテーブルを確認したり、仲間と連絡をとりあったり、そもそもチケットがe-チケットだったり。途中でバッテリーがなくなってしまうと、生きた心地がしないかも(大袈裟でしょうか。笑)そう、スマホは音楽フェスでの「命綱」。しかしテントエリアは屋外なので、当然「電源」は、ありません。ライブ中にヒヤヒヤしないためにも、出陣の前にしっかり充電を済ませておきましょう。
できれば、2つのタイプのバッテリーを持参することをお勧めします。
1つは充電式の大容量タイプ。あらかじめ家や車内でしっかり充電しておけば、安心です。ただ、このタイプは大きくて重いものが多いので、就寝前や休憩時などテントに戻ってきたときに使用するといいと思います。
もう1つは乾電池で充電できるバッテリーを。軽量なので会場で持ち歩くのも苦にならず、いざというときに充電できるのがメリット。充電式のバッテリーが切れてしまっても、予備の乾電池を用意しておいたり、コンビニや売店で乾電池を補充すれば充電できるのも便利です。
ちょっとしたおでかけに。ビーチサンダル
「あってよかった」と実感したのが、ビーチサンダルでした。マジックテープなどでとめるスポーツサンダルではなく、すっと履ける脱げるビーチサンダルが便利なんです。なぜなら、テントサイトでまったり過ごしているとき、トイレやシャワー、炊事場にちょっと「お出かけ」する際に、スニーカーや長靴だと着脱が大変だから。これが、意外といちいちめんどうなんです。
また、1日トレッキングシューズや長靴で過ごして、蒸れたり疲れたりした足を「解放」する気持ちよさもあります。すこしぐらい汚れたって、足ごと洗っちゃえばOKですし!軽くて薄くてかさばらないので、ぜひ一足、リュックの中にしのばせてみてください。
夜の移動を安全にするヘッドライト
夜のステージ間の移動やライブ帰りのテントサイトまでの道のりは、意外と暗いもの。しかも大自然の中ですから、石や枝につまづいたり、水たまりにハマってしまうと危険です。
そこで重宝するのがゴムバンドで頭に固定する小型のヘッドライト。小型の懐中電灯や首から下げるタイプでもいいのですが、両手が自由になる、ぶらぶら揺れないという理由で、やはりヘッドライトがお勧めです。
もちろん、テントサイトではランタンも使用すると思いますが、料理のときの手元を照らしたり、夜間にトイレに行くときなどにはやはり便利。
周囲のテントや仲間が就寝した後も、ヘッドライトなら明るすぎず迷惑になりません。明るさや点滅方法、角度を調整できるものなど、さまざまなタイプがありますから、ぜひアウトドアショップなどでチェックしてみてくださいね。
まとめ 必需品をおさえてキャンプを快適に
いかがでしたか?
キャンプインの音楽フェスは、荷物も多くなり、大変そうに感じるかもしれません。でも、「なにがないと困るか」「こんなふうに過ごしたい」など、テントエリアにいる自分をイメージしてみると、要るもの要らないものが見えてくるかも。
100均ショップなども利用しながら、賢くグッズを揃えてみてくださいね。