バンクーバー五輪フィギュアスケート男子代表の織田信成さんが、関西大学アイススケート部の監督兼コーチを退任した理由が話題になっています。
織田さんと関西大学側の言い分が真っ向から対立しているというのです。
果たして、織田さんの監督退任の本当の理由とは?気になる「つぶやき」の内容とは?
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織田信成が関西大学監督辞任の本当の理由はモラハラ?
関西大学が発表していた、織田さんが関西大学アイススケート部の監督兼コーチを退任することになった経緯は次の通りです。
- 織田さんは2017年4月に同職に就任。
- プロスケーターやタレントなどの仕事と並行して、後輩の指導にあたっていた。
- 契約期間は2年間で、この春に新たに2年契約を結んでいた。
- しかし、多忙を極める織田さん側から退任の意向を伝えられ、大学側も了承。
しかし、これに対して、織田信成さんが退職理由は「多忙」のためではないとブログで反論しています。
- 一部事実とは異なる報道があったので、自分の口から説明したいとブログを更新。
- 退任理由は多忙ではない。また関西大学との話し合いの場で『多忙で監督として十分な時間が取れない』とは一言も話していない。
- 辞めた理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩した。
- 辞任するまでの3ケ月間リンクに行く事が出来なくなったほど。
- それに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかった。
織田さんご本人は、退任理由は多忙ではなく、自らがリンク内で受けた嫌がらせやモラハラだったというのです。
さらに、次のようにもコメントしています。
この件について公表する予定はなかったというが「辞任してから事実とは違う内容が関西大学側から発表され、精神的に耐えられず、今回自分の口で説明する事となりました」とした。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190930-00000044-sph-spo
モラハラの「犯人」について文春が報じています織田信成がモラハラで濱田美栄コーチ提訴!『反論』の内容も【文春】
織田信成が受けたモラハラ行為の内容は?意味深ツイート?
この織田さんの発表を受けて、関西大学では「事実関係を確認中」としています。
織田さん側も、受けたモラハラの内容については詳しく触れていません。しかし、ブログではこのように語っています。
現役時代にはリンクまで建設して頂き大変お世話になったので、最後に学長への謁見を希望し辞意を伝えたいとお願いしましたが、その時は1ヶ月先まで学長のスケジュールが埋まっていて忙しいという理由で、直接会わずに辞めてもらって良いとの事でした。
織田信成さん公式ブログより
卒業生であり、熱意をもって指導にあたってきた監督・コーチの織田さんが退任するにあたって、ずいぶんそっけない対応に思えますが。
さらに、織田さんは自らの現状について、このようにも表現しています。
人前で笑う事が辛く感じる時期もありましたが、今は家族との時間を多く取り、他のお仕事をする事で精神的にも安定してきました。
織田信成さん公式ブログより
人前で笑うことが辛く感じるとは、相当なダメージを受けていることがわかります。ご家族が支えになってくれたのですね。
そして、今年の8月、織田信成さんのSNSに気になる投稿が見つかりました
ふだんはテレビ出演の告知、大会やアイスショーのレポートなどがほとんどの織田さんの投稿の中で、異彩を放つ内容です。
時期も退任が発表されたおよそ1か月前というタイミングですから、モラハラへの静かな反論だともとれます。
織田信成の監督辞任理由は多忙?気になるフライデー記事とは?
さらに、織田信成さんの退任が発表になった直後、「フライデーデジタル」では「タイミングよく」このような内容が報じられています。
- 織田さんは、就任当初は週2でテレビの仕事、週5で関大のコーチというスケジュールをこなそうとしていた。
- しかし、しだいにテレビ界では引っ張りだこに。アイスショーなどもありスケーターとしても多忙を極めた。
- 10月~2月は大会が集中。選手よりも過密なスケジュールに見舞われるのが、アナウンサーや解説者。
- グランプリシリーズの解説を行った織田さんは、毎週末のようにアメリカやカナダ、ロシア、フランス、中国などへ。
- 売れっ子解説者と超人気なので、多忙さはかなりのものでしょうとスポーツ記者が証言。
記事の中では、織田さんが、どれほど多忙を極めていたかという話のオンパレード。こんな証言も。
「3月29日に地元・大坂で行われるアイスショー『スターズ・オン・アイス』に出演予定だったのですが、体調不良のために急きょキャンセルとなってしまったんです。“高熱が長引き、検査と治療に当たっていた”とSNSで明かしていましたが、シーズン中の疲れが出てしまったのではないかと思います。このことがきっかけで、ご自身のスケジュールについて考え直したそうです」(同・スケート連盟関係者)
織田さんが「多忙を理由に自分から監督退任を申し出た」という流れが想像できるような言い回しにも思えますが…。
そして、記事の最後部分にはこのような文章も見られました。
フィギュア解説者と監督業を平行させることが困難になったとしても仕方のないことかもしれない。~(中略)彼らを放り出して退任するというのは、少々無責任にも聞こえる。
フライデーの記者は、おそらく大学関係者から聞いた内容をそのまま報じているので、多少の偏りが出るのは無理もありませんが…。情報元が織田さんの退任理由をあくまでも「多忙」にしたいという印象を受けかねません。
そして、記事の中には驚きの事実も書かれていました。
織田さんは就任当時、部の遠征費などといった手当は支給されるものの、監督としては無給で働くと語っていました。
織田信成さんは週5日の指導を無給で引き受けていたのですね…。
残された部員たちのためにも、真実を明らかにしてほしいと願います。
また、織田信成さんが受けたモラハラや嫌がらせなどの内容が公式に発表になれば、追記したいと思います。
【追記】織田信成のモラハラ発言に関西大学が反論?
9月30日の夕方、織田さんの反論を受けて、関西大学側が文書を発表しました。
その内容は次の通りです。
- 今年の4月以降、織田信成さんの指導方法をめぐって同部内で意見の相違があったことは認識。
- その後7月1日に学長に対して所属事務所、弁護士が同席のもと、織田さんから指導方法等に関する強い要望があった。
- その内容に基づき、複数の関係者にヒアリングを行ったが、その要望を受け入れることは妥当ではないと判断。
- この結果を織田信成さんにお伝えすべく、慎重に準備を進めていたが、先に織田さんから辞任の申し出があり了承。
- 9月9日の退任の報道にあたっては所属事務所と十分に協議の上、発表している。
文書の中には、このようなコメントも。
本学としては織田信成さんの事情を踏まえて慎重に対応してきたつもりですが、ご本人の理解を十分に得られなかったことは大変残念であります。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190930-09300638-nksports-spo
また、大学側は織田さんや所属事務所との話し合いを続けるつもりもあるとしています。
大学側はあくまでも織田さんの意見を尊重し、体調も考慮して対応したと主張。
指導方針の違いでお互いが衝突し、そのやりとりの中で、織田さんが精神的にダメージを受けてしまうことが起こっていたのでしょうか?
それが、織田さんにとってモラハラと感じてしまう事態だったのかもしれません。
まとめ 織田信成が受けたモラハラ内容は?嫌がらせが監督退任の本当の理由?
織田信成さんが、関西大学アイススケート部の監督兼コーチを退任した理由が話題について、織田さんと関西大学側の言い分が真っ向から対立しています。
大学側は織田さんが「多忙」により退任を申し出たと主張。
一方で織田さんは、リンク内で嫌がらせやモラハラを受けたと発表。
日本フィギュアスケート界にも影響を及ぼしかねないこの問題。真相を究明し、織田さんと母校である関西大学との良好な関係を取り戻してほしいと願います。【画像】村元哉中はクリスリード元パートナー!新パートナーは高橋大輔
個人的感想になりますが、、伺う範囲では一般人からするとモラハラ慰謝料の要求も発生するとは思いますが、彼は弱者でも無い一般人素人でもありません。元五輪トップアスリートのお方です。そこは視聴者を巻き込まないで御相手の方と話し合ってケジメを付けて下されば幸いです。