強いメンタルとさまざまなスピンを駆使した多彩な攻撃に定評のある、卓球の日本代表・伊藤美誠選手。
伊藤選手は2歳から卓球を始め、元卓球選手の母親・美乃りさんの英才教育で日本のトップまで上り詰めました。
そんな母・美乃りさんの年齢は現在45歳。
美誠さんの父親とは離婚して、母子家庭で美誠さんを育ててきました。
そんな母・美乃りさんはどんな人なのでしょう?
驚きの母娘エピソードやユニークな教育方針に迫ります!
Contents
【画像】伊藤美誠のプロフィール!高校や身長も!
伊藤美誠(いとう みま)
愛称 大魔王、美魔王
生年月日 2000年10月21日(20歳)
生誕地 静岡県磐田市
居住地 大阪府大阪市此花区
血液型 O型
身長 152cm
体重 45kg
学歴 磐田市立磐田北小学校、昇陽中学校、昇陽高校卒業
選手情報 世界ランキング 最高2位(2020年4月) 現在2位(2021年3月)
段級位 7段
利き腕 右
伊藤美誠選手は、2002年、2歳の終わりから卓球を始めました。
その後、2008年(バンビの部:小2以下)、2010年(カブの部:小4以下)の全日本選手権で優勝。
2011年の全日本選手権・一般の部で(大会)で優勝し、福原愛選手が保持していた史上最年少勝利記録を更新しています。
2015年には、ドイツオープンのシングルスで優勝し、世界最年少優勝記録を樹立。ギネス記録にも認定されました。
また、翌2016年のリオデジャネイロ五輪では、女子団体で最年少の15歳300日で銅メダルを獲得。
2918年の世界卓球(団体)では、8戦全勝と日本を準優勝に導く活躍をし、同大会の最優秀選手賞を受賞しています。
2019年1月の全日本選手権大会では、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスで女子史上初となる2年連続3冠を達成。
そして、東京五輪のシングルス・混合ダブルス・団体戦の日本代表候補選手にも選出されています。
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【顔画像】伊藤美誠の母親の仕事や年齢は?母子家庭でシングルマザー!
母親は元卓球選手!
ざっと振り返っただけでも、華々しい経歴を誇る伊藤美誠選手。
そんな伊藤美誠さんを選手として、育て上げたのは母親の美乃りさんで、年齢は現在45歳です。
伊藤実乃り(いとうみのり)
生年月日 1975年12月17日(45歳)
出身 静岡県磐田市
美乃りさんは中学1年から卓球を始め、高校時代はインターハイ(高校総体)、大学時代も全国大会(インカレ)に出場。
結婚後はクラブチームで活躍し、2000年10月、長女・美誠さんを出産しました。
ちなみに、美誠さんにきょうだいはおらず、一人っ子です。
母親の仕事はコーチ?無職?
美乃りさんは、美誠さんが幼い頃からコーチをつとめ、かなりスパルタな教育もしてきたようです。
日本体育協会認定の上級指導員、公認コーチの資格を持ち、日本代表の美誠選手のコーチとして帯同もしています。
整体師の免許を取得しており、現在もマッサージや健康管理の面で娘を徹底サポート。
娘のコーチが美乃りさんの「仕事」であるのか、親として携わっているのかは不明です。
しかし、伊藤美誠さんの年収はスポンサー料と賞金合わせて「1億円」と言われています。
母親が働かず無職でも、娘のサポートに専念でできる状態。
いえ、美誠さんの年収を母娘二人三脚で稼いでいる形になるのでしょう。
さらに、実乃りさんはオリンピック選手・美誠さんを育てた経験をまとめた本を出版。
この印税や取材、講演などでもかなりの収入を得ているのではないでしょうか。
母親と父親が離婚!母子家庭だった
ところで、美誠さんの両親は離婚して、美乃りさんはシングルマザーです。
父親とは2011~2012年ごろ、美誠さんが11歳か12歳のときに離婚したと言われています。
伊藤さん一家は、美誠さんが幼稚園に上がる頃、思う存分卓球の練習ができるように静岡県磐田市に引っ越しました。
夫婦の原因は不明ですが、実乃りさんが美誠さんにつきっきりで、1日7時間も練習していた時代。
育児に対する価値観の相違や、夫婦のすれ違いがあったのかもしれません。
その後、美乃りさんが再婚したという情報は見つかりませんでしたので、現在もシングルマザーの可能性が高そうです。
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伊藤美誠は母子家庭育ち!母親との壮絶エピソードは?
20年間、公私ともに歩み続けてきた母・美乃りさんと娘・美誠さん。
美乃りさんは、子育ての本を出版するほど、美誠さんの教育に熱心だったといいます。
ここでは、そんな母娘エピソードを紹介します。
2歳の子供に「本気でやるの?」
美誠さんが「卓球をやりたい」と言いだしたのは、2歳の終り頃。
美乃りさんの方針は…
「何歳だろうが、本気でやる」「やるからには、世界一を目指す」
そこで、まだ2歳の美誠さんに「卓球は練習が必要。それでもやりたいの?」と何度も聞いたそう。
それでも美誠さんは「やる!」と答えたといいます。
そこで、その日に娘専用のラケットを用意。
なぜなら、子どもが自分で挑戦したいと思ったときに、欲しいと言ったものを与えてあげないとすぐに興味を失ってしまうからです。
美誠さんは大喜び。
そして、早速翌日から公民館で本格的な練習をスタートさせたのです。
子供でも本物を?
幼い子どもの場合、最初はお遊び程度のものを与えて様子を見るという人も多いかもしれません。
しかし、美乃りさんは美誠選手に最初から本物のラケットを買い与えています。
「自分がやるといったからには、本気で取り組まなくてはいけない」
本物を与えることで、そんな自覚が子供にも芽生えることが狙いだと語ります。
家を卓球場に!
伊藤さん一家は、美誠さんが幼稚園に上がる頃、思う存分卓球の練習ができるように静岡県磐田市に引っ越します。
家を建てるにあたり、美乃りさんがこだわったのはリビング。
家族が必ず通るリビングに卓球台を設置し、照明も卓球をするのに適したものを選んだそう。
生活の中で自然と卓球をやろうという空気をつくることを大切にしていました。
練習は1日7時間!
美乃りさんは、美誠さんが4歳から12歳までの間コーチをつとめていました。
とくに4歳から8歳までの間は1日最低7時間の練習をしていたそう。
幼稚園時代は通園する前に朝の訓練。幼稚園から戻るとお昼ごはんを食べて、お昼寝をしたあと、4時ぐらいから午後の訓練。
美誠さんが、なかなかお手洗いから出てこないと、美乃りさんがドンドンドンとノックするほど。
寝不足の美誠さんはときどきお手洗いで居眠りをしていたからだそう(笑)。
「訓練中の私たちは異常というか、ほかの人が入り込めない状態でした。
近所に住む私の両親が、晩ごはんのおかずを持ってきたときも『ここに置いておくよ』と言って帰ってしまった。
両親が言うには、鬼気迫る空気で『息ができなかった』そうです」(美乃りさん)
引用元:https://jisin.jp/sport/1621902/
美誠さんのあの強靭なメンタルは、この「特訓」で培われたのですね!
練習後は優しいママに!
しかし、厳しい練習が終わると、ふつうの母と娘にちゃんと戻るそう。
「1日の訓練が終わると、私は一転『甘〜いママの顔』に戻るんですね(笑)。私の子育ては欧米風で、何かというとスキンシップするんです。
ですから、訓練が終わった瞬間、美誠を思いっきりハグして『大好きだよ』『愛しているよ』。そう言って彼女をねぎらい、『母娘の愛』を確認しました。」
引用元:https://jisin.jp/sport/1621902/
卓球づけの7年間を振り返って美誠選手は、美乃りさんのことを冗談でこう語るそう。
『鬼と一緒にいるような感じでした』
それほど、美乃りさんが美誠さんに注ぐ愛情が熱かったということですね!
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伊藤美誠の母親の本の内容は?
そんな美乃りさんは、2016年には自らの経験を活かして著書『子供が夢を確実に叶える方法〜そのために親がすべき29のこと〜』を出版しています。
本には、美乃りさんの子育てへのこだわりが詰まっているそう。
・「やりたい!」と言い出したことは、 すぐにやらせる
・才能を伸ばすためには、 子供に媚びない
・愛情はハグ&「大好き」で伝える
・才能はリビングで伸ばす
・一度やり始めたことは、 最後までやり通させる
・夢の種は妊娠中に蒔く
・初めて手にするものは、 本物を与える
・選択に迷ったときは、 おもしろそうなほうを選ぶ
・褒めるのは最初の一回だけ
・子供に努力をさせたければ、 まずは親が努力する
・反抗期は、 まず肯定! 最終的には笑い飛ばす
・他者の注意はポジティブなアドバイスに変換する
・成長段階に応じた親子の距離感を保つ
・お小言は、 LINEを上手に活用!
・“夢”を妨げない恋愛は大推奨
・お金の管理は小学生から自分でやらせる
世界の伊藤美誠選手を育てた美乃りさんの教育方針。
興味がある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
まとめ 伊藤美誠の母・美乃りさんの仕事や年齢は?
東京オリンピックでの活躍が期待される、卓球・日本代表・伊藤美誠選手。
幼い頃から、元卓球選手だった母・美乃りさんの英才教育を受けてきました。
美乃りさんは、2021年現在45歳で、職業は美誠選手のコーチ兼サポート。
夫とは10年ほど前に離婚して、現在もシングルマザーの可能性が高いですね。
美誠さんが子供のころには、毎日7時間の「訓練」を行うなど、「自分のすべてを娘に捧げてきた」と語る美乃りさん。
オリンピックでの美誠選手の活躍は、母親との二人三脚のたまものですね!期待しています。