いよいよ2020年の箱根駅伝が始まりました。
今年は区間最高記録ラッシュが出ています。その理由は?
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【箱根駅伝2020】区間最高記録のラッシュ!
箱根駅伝2020では、次々と「区間最高新記録」が出ているようです。
2区 東洋大 相沢晃(4年)
花の2区で、東洋大の相沢晃(4年)が、1時間5分57秒の区間新記録を樹立。
2011年前のモグス(山梨学院大)の記録を7秒上回り、順位を14位から7位に上げる7人抜きを披露しています。
2区 残り100M地点にて#箱根駅伝 #東洋 #相沢 #相沢晃 #相澤晃 #相澤くん #相澤 pic.twitter.com/pNFRwlvDXz
— ABC (@eFJBJKehDsSnlmE) January 2, 2020
相沢選手、ご本人も予想以上の5分台だったようです!
「想定していたよりは(たすきリレーの際)後ろだったが、先頭に1秒でも追いつける走りをしようと思った。自分の力を出し切れた。6分を切れるとは想定していなかった」
3区 東京国際大 イエゴン・ヴィンセント(1年)
11キロ過ぎに、先頭を行く青学大の鈴木塁人(4年)に近づき首位に。
ペースを落とすことなく平塚中継所にトップで飛び込み、1時間切りとなる驚異の59分25秒の区間新記録を樹立しています。
箱根駅伝3区を戸塚区内の浅間神社交差点付近で撮影しました‼️
3区区間新記録おめでとうございます‼️東京国際大学 ヴィンセント選手#箱根駅伝#東京国際大学 pic.twitter.com/Pqj4Sk4cNt
— Parena363 (@parena363) January 2, 2020
はじめての箱根駅伝で区間新とは…さすがです。走破した後も余裕の表情でした。
10月の予選会後には、こんな風に語っていました。
「日本に来て1番慣れないことは」と聞くと、「アスファルト上での走り」と根本的な問題を口にした。ケニアでは土の上で練習するのが当たり前だった。硬い路面に苦しめられたが来日わずか9カ月で克服。日本の整備された国道を跳びはねるように快走した。
4区 青山学院大 吉田祐也(4年)
4区では、当日変更で起用された吉田祐也(4年)選手が、東京国際大の佐伯涼選手(3年)との1分以上の差をジワジワと差を詰めて、15キロ過ぎに逆転。
昨年、相沢晃選手がマークした区間記録(1時間0分54秒)を上回る1時間0分30の区間新記録をマークしています。
国府津駅付近 青学吉田くん
上り坂にも関わらず、すごく勢いのある走りだった…圧巻。 #箱根駅伝 pic.twitter.com/hgE6Ww0HXM— Momi (@momiziii_) January 2, 2020
5区 東洋大 宮下隼人(2年)
東洋大の「山の神」柏原選手に憧れて駅伝の世界に入った宮下選手が、箱根の山で最高記録をマークしています!
5区、凄い頑張りです。区間記録は昨年の浦野選手が作り出した1:10:54に対して、今年は本人が1:1046で追い越したものの、1:10:40さらに東洋大宮下選手が1:10:25で区間新を出しました。年々凄くなってる、過酷な駅伝です!みんな素晴らしい!#箱根駅伝 #5区 #東洋大 #青山学院大 #国学院大学
— Runrun (@rumi8ch) January 2, 2020
箱根駅伝見てきました!
宮下くん区間新おめでとうございます!!
2020.01.02 箱根駅伝#東洋大学 #宮下隼人 #その1秒をけずりだせ pic.twitter.com/JxiM0wMZhu— e✴︎ (@22q_q22) January 2, 2020
6区 東海大 館沢亨次(4年)
青学との3分22秒差からの逆転を狙う東海大の主将・館沢亨次選手(4年)は、前半からハイペースで仕掛けるも、後半ややペースダウン。
それでも粘りの走りを見せ、57分17秒。
昨年大会で小野田勇次選手(青学大)がマークした記録を40秒更新する驚異の区間新記録を樹立しています。
【#箱根駅伝 #6区】
帰ってきた主将。#館澤亨次 #東海大 pic.twitter.com/G0K0pUsqyO— 太田涼 (@Ryo504) January 2, 2020
7区 明大 阿部弘輝(4年)
7区では、明大の阿部弘輝選手(4年)が1時間1分40秒の区間新記録を樹立。
2018年大会の林奎介選手(青学大)が持っていた前記録を36秒更新しています。
◆途中経過◆【競走部】箱根駅伝 復路(芦ノ湖〜大手町)▼7区 区間賞 阿部 1時間01分40秒
※このタイムは区間新記録 #meiji #明治たまらん #阿部たまらん #令和で起こした明治維新 #箱根駅伝 #駅伝 #明治大学 #マジアベェ pic.twitter.com/Kt3OpJsmQJ— 明大スポーツ新聞部 (@meisupo) January 3, 2020
10区 創価大 嶋津雄大(2年)
最終10区(23・0キロ)の嶋津雄大選手(2年)が1時間8分40秒の区間新をたたき出しました。
創価大は総合9位に入り、3年ぶり3回目の出場で初のシード権を獲得しています。
第96回箱根駅伝は総合9位でフィニッシュしました!
そして!!!!
創価大学史上初めてのシード権獲得!また、10区にて嶋津雄大②(若葉総合高校)が区間新記録を出しました!
沢山のご声援ありがとうございました!#獅子奮迅 #やるじゃん創価#やるじゃん嶋津 pic.twitter.com/9yPVlxZK66
— 創価大学陸上競技部 駅伝部 (@sokauniv_ekiden) January 3, 2020
青山学院大が大会新記録で優勝
2年ぶり5度目の総合優勝を決めた青山学院大は、復路もリードを守り切って10時間45分23秒(速報値)の大会新記録で頂点に返り咲いています。
青山優勝!!
早っ!!#箱根駅伝 pic.twitter.com/YTd72e7l2H— 東水快速 (@Tosuirapid) January 3, 2020
【箱根駅伝2020】区間新記録ラッシュの理由はピンクシューズだけじゃない
今年は、次々と区間新記録が樹立されています。その理由はなぜ?
恵まれた天候条件
芦ノ湖に到着しました☺️
日が陰ると風が冷たいんですが、
太陽が顔を出すと暖かさを感じます✨富士山もくっきり🗻#箱根駅伝#ラジオ日本 pic.twitter.com/B4Umfte0Ab
— 大村麻衣子 (@ooomurun) January 2, 2020
今年の箱根駅伝往路も復路も、かなり天候に恵まれたといえます。
スタート時点の東京大手町では気温が7,8度。風もほとんどないかやや追い風が吹いていました。
風の強さに苦しむ茅ケ崎近辺もそれほど強くなかった様子。
走っている選手もかなり快適ではないでしょうか?
スーパールーキーの登場
今年は1年生の活躍も目立ちました。
2区首位でタスキを渡した青学大の岸本大紀選手は1時間7分3秒の区間5位で、伊達秀晃選手(東海大)が持っていた日本人1年生記録の1時間8分4秒を上回っています。
【96回箱根駅伝】
花の2区を走るのは岸本大紀(1年)です!
勢いに乗る駅伝男が花の2区で鮮烈の箱根デビューを飾ります!!
この男ならやってくれるはず!!
沿道からの声援よろしくお願いします!#青学駅伝#やっぱり大作戦 pic.twitter.com/FuYq2GbRry
— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) January 2, 2020
3区では、13位でたすきを受けた駒大の1年生・田沢廉選手が区間記録を塗り替える1時間1分25秒で区間3位。チームを6位に押し上げるなどの活躍をみせています。
#箱根駅伝
3区
田澤廉(駒澤大)REN TAZAWA!!!!!!!! pic.twitter.com/BeetWg2Lbi
— みさと (@mst_wkmn) January 2, 2020
ルーキーたちに刺激を受けて、2年生以上の選手の走りにも加速がついたのではないでしょうか。
相沢VS伊藤の白熱並走
まさかの伊藤と相沢の並走(^o^)v早稲田太田も頑張ってます\(^-^)/ pic.twitter.com/i0dGII3MH3
— yasuyuki arai (@yassspark) January 2, 2020
相沢選手の区間新の功労者は、東京国際大の伊藤達彦といっても過言ではないかもしれません。
相沢選手とエース区間の2区で13位でたすきを受けた東京国際大のエース・伊藤達彦選手と(4年)とはデットヒートを繰り広げていました。
しかし、走っている間は時折、笑顔がこぼれるなど、爽やかな闘い。
相沢選手はこのようにコメント。
「(東京国際大の伊藤達彦とつばぜり合いを続けた)この記録を出せたのもそれが要因。大学を卒業しても切磋琢磨してやっていければ」
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/hakone-ekiden/news/20200102-OYT1T50013/
さらに、相沢選手に振り切られたものの、8位まで順位を上げた伊藤選手もこう語っていました。
「相沢くんに追いつかれるのは想定内。ずっと相沢くんのことは意識していた。自分が一番、戦いたかった相手だったので、すっごく楽しかったです」
卒業生たちの活躍
209年には、東京オリンピック代表選考にむけてMGCが開催されました。
1位:中村匠吾選手(駒沢大卒)、2位服部勇馬選手(東洋大卒)、3位大迫傑選手(早稲田大卒)など、かつて箱根マラソンで活躍した先輩たちが活躍。
🥇中村匠吾(富士通)東京五輪内定#男だろ pic.twitter.com/IA0UEWecju
— EKIDEN News (@EKIDEN_News) September 15, 2019
その後の大会でも、オリンピックへの切符をめぐりしのぎを削った卒業生たち。
彼らの走りを見て、選手たちも今年さらにモチベーションが上がったのではないでしょうか?
ナイキ・ヴェイパーフライの威力?
箱根駅伝の選手の足元を見ると、殆んどの選手がNIKEの厚底シューズ、ヴェイパーフライを履いてる。1区区間賞の創価大・米満選手もインタビューで「ヴェイパーフライとかシューズの効果もあると思うんですけど・・・」とNIKEのシューズの事を言ってたので相当すごいシューズなんだな。#箱根駅伝 pic.twitter.com/Hh4oITYo5H
— てんげるまん🌀tengelmam (@fcbliebe1900) January 2, 2020
そして、昨今のマラソンや駅伝で話題をさらっているのがナイキのシューズ。
実際に往路105人中87人の選手がこのピンクの「ヴェイパーフライ」を履いていたといいます。
このナイキのシューズは、世界の有名選手たちにも愛用され、すごい記録をマークしているのです。
9月29日のベルリンマラソンでは、ケネニサ・ベケレ(エチオピア)が世界記録に2秒と迫る2時間1分41秒をマーク。
10月12日にウィーンで行われた「INEOS 1.59 Challenge」というイベントでは、世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が非公式レースながら42.195kmを1時間59分40秒で走破するなど、マラソン界に革命を起こしています。
今回も区間新記録を出した相沢選手、吉田選手、宮下選手、舘沢選手、阿部選手は、このナイキ・ヴェイパーフライを履いていたようです。
5区
宮下隼人選手#その1秒をけずりだせ pic.twitter.com/SMZVM2pgIm— 青猫 (@runrun_aoneco) January 2, 2020
ヴェイパーフライの凄さについてはこちら!ナイキ『厚底シューズ』ヴェイパーフライ凄い理由!マラソン使用禁止に?
区間新記録ラッシュにネットも驚きの声
区間新これだけ出たら往路新だよね。天候もあるだろうけどシューズの進化もすごいなあ。#箱根駅伝
— yoshiko (@yosii_0609) January 2, 2020
やべぇ、山で区間新出た。
てか、今日は気候がいいのか、区間新出まくりやな(´・ω・`)#箱根駅伝— のぉず@ぷんぷん丸 (@su_47_custom) January 2, 2020
4/5で区間新。凄い大会だ。
明日は天気天候次第だけど、この流れで量産されてもおかしくないな。#箱根駅伝#箱根駅伝2020#往路新記録#区間新— ふきおりばー (@fukio47fukki) January 2, 2020
区間新が当たり前になってしまった #箱根駅伝
— さかみち (@wearesphere) January 3, 2020
また区間新出たの??(箱根駅伝の話)
— 光莉 (@MifutaXo) January 3, 2020
まとめ 【箱根駅伝2020】区間新記録ラッシュの理由は?ピンクナイキだけじゃない!
近年、まれにみる高速レースとなっている2020年の箱根駅伝。
区間新記録が続出してます。
その理由はいろいろとあるのでしょうが、やはり最後は選手の箱根駅伝にかける情熱なのでしょう。
果たして優勝は、どのチームが勝ち取るのか。結果がとても楽しみです!