ユニコーン『でんでん』タイトルの意味や由来は?奥田民生の歌詞が熱い! 

2019年8月30日から公開される、星野源さん主演の映画「引っ越し大名」から、またうれしいニュースが飛び込んできました。なんと主題歌をユニコーンが担当するというのです!てっきり主題歌も星野源さんが担当すると思っていたので、これにはびっくり!嬉しいサプライズになりました。

その楽曲の一部を聴くことができる予告動画も公開されましたね。その中でもちゃんと「主題歌 ユニコーン でんでん」とクレジットが入っています。しかし、一瞬タイトルの「でんでん」ってなに?と思ってしまったのはわたしだけではないのでは?

そこで、今回は映画・引っ越し大名の主題歌「でんでん」のタイトルの意味や由来、奥田民生さんをはじめとするユニコーンがこの楽曲に込めた思いなどを調べてみみました。

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星野源主演の映画「引っ越し大名」とは?予告動画も!

まず引っ越し大名は、どんな映画なのでしょう?

「引っ越し大名!」は、土橋章宏原作時代小説「引っ越し大名三千里」を実写映画化した作品。生涯に7回もの国替えを命じられた実在の大名・松平直矩のエピソードをもとに、姫路藩の藩士たちが莫大な費用と労力のかかる引っ越しを知恵と工夫で乗り切ろうとする物語が描かれる。犬童一心が監督を努め、星野源が主人公である姫路藩書庫番の片桐春之介を演じる。

引用元:https://natalie.mu/music/news/331404より

なんと実在の大名をモデルにした小説を映画化した作品なんですね。引っ越しって、いまの時代でも大変なのに、トラックも引っ越し屋さんもない時代の「国替え」って、まさに命がけだったのかもしれません。

監督は、犬童一心さん。のぼうの城の監督ですね。あれ、すごくおもしろかった。個人的に時代劇の概念をくつがえされた作品なので楽しみです。

キャストも本当に豪華。星野源さん(片桐春之介)、高橋一生さん(鷹村源右衛門)、高畑充希さん(於蘭)、小澤征悦さん(山里一郎太)、濱田岳さん(中西監物)など。星野源さんと高橋一生さんがスクリーンで同時に見られるなんて!贅沢です。

まずは、予告動画をご覧ください。

たった1分半の動画ですが、ものすごくおもしろそうです。「仕分け」「リストラ」「パワハラ」と現代に通じるキーワードが新鮮。主題歌が流れる時間はほんのすこしですが、ユニコーン節がさく裂していそうですね。

ユニコーン『でんでん』のタイトルの意味や由来は何?

では、タイトルの「でんでん」の由来は何なのでしょう?この曲は、この映画のために書き下ろされたといいますから、映画の内容にヒントがありそうですね。

実は、タイトルの由来は星野源さん演じる片桐春之介という役にありました。

この作品のテーマは「引っ越し」です。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩(なおのり)がモデルとなっていて、参勤交代をはるかに上回る莫大な費用がかかる無理難題の引っ越しというお国の一大事を乗り越えるため、その責任者として片桐春之介を指名。片桐春之介は「書庫番」だったので、情報通で頭が切れると思われたのでしょう!

姫路藩書庫番の片桐春之介は、いつも書庫にこもりっきりの本の虫で、人と接するのが苦手なために「かたつむり」とあだ名される、いわゆる「引きこもり侍」。ある時、藩主の松平直矩は、幕府からのお達しで国替えを言い渡される。度重なる国替えのせいで借金まみれだというのに、またもや国替え。しかも今回の行先は、豊後(大分県)の日田という、これまでになかった遠方への引っ越し!さらに、同時に減俸までされるという厳しい仕打ち、まさにお国の一大事!

お国最大のピンチを乗り切るには国替えを仕切る奉行にかかっているが、あいにく前任者は死去していてノウハウもない。困った! そんな中、書物好きなら博識だろうと、「かたつむり」の春之介に白羽の矢が立ち、“引っ越し奉行”に任命されて、すべての采配を取り仕切ることになってしまった!果たして、春之介はこの一世一代の大仕事を成し遂げることができるのだろうか!?

引用元:https://screenonline.jp/_ct/17164892

つまり、現代で言うところの「ひきこもり」だった片桐春之介のあだ名が「かたつむり」だったことから、主題歌のタイトルが「でんでん」となった理由でした。ちなみに実在の大名・大名・松平直矩(なおのり)にも実際に「引っ越し大名」というあだ名がつけられていたそうですよ。

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ユニコーン『でんでん』の奥田民生の歌詞がすごい!

ユニコーンのメンバーは、この曲を書く前に作品のストーリーやそれぞれの役柄、この映画で伝えたいことなどを監督から聞いたそう。

すべての歌詞はまだ未発表ですが、予告編で聞こえてきた「めざすは新天地。なんにもないところ」というフレーズを聴いただけで、なんだか勇気や元気がわいてくる。まさにユニコーン節という感じ。ファンの方にとってもたまらないのではないでしょうか?

みなさんのコメントです。

【ユニコーン・奥田民生(Vo) コメント】
“でんでん”という曲を(主題歌に)使ってもらってるんですが、映画の内容を踏まえて、今回は詞から先に書きました。曲も、“でんでん”っていう感じになってます(笑)。

【ユニコーン・川西幸一(Dr) コメント】
もともと時代劇が好きだから、本当は(映画に)出たいくらいだった。脚本も読ませてもらったけどすごく良くて、(春之介に)降りかかってくる運命みたいなものを受け入れて、邁進していく、その努力というのはすごく大事なんだなって思いました。

【星野源 コメント】
人間と日本と季節を感じる、『引っ越し大名!』にぴったりの素晴らしい主題歌でした。まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお二人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは。月並みな言葉になってしまいますが、『UNICORN MOVIE2 1/2』のVHSを擦り切れるほどに観ていた、幼少の自分に伝えてあげたいです。

【犬童監督 コメント】
ユニコーンが書き下ろしをしてくださることになり、メンバーを前に、『引っ越し大名!』という映画で何をしようとしているのか、お話することになりました。若く新しい世代が、「自分たちのやり方」で、理不尽なできごとを必死に切り抜けて行く姿。その中で、星野源さん演ずる春之介がリーダーとして、人として大きく成長する姿を描きたい」。ストーリーはもちろん、脇役のキャラクターまで一生懸命話しました。皆さんは真剣に聞いてくれました。終わり近く、奥田さんから、質問がありました。「映画の最後に聞くこの歌はどんな風に響いて欲しいですか?」私は、考え、答えました。祝福して欲しいです。自分たちのやり方で、最後までやり通した春之介や、若者たちを」奥田さんは、少し考え静かにうなづきました。そして、生まれたのが“でんでん”。最高です。「目指すは新天地、何もないところ」。なんと、明るくありきたりでない希望を感じさせてくれることか!『引っ越し大名!』とユニコーンの幸福な出会いに感謝です。

【矢島孝プロデューサー コメント】
江戸時代の壮大な引っ越しに思いを馳せたとき、すっと頭に浮かんだのがユニコーンでした。出来上がった楽曲は「この映画にはこの曲しかない!」と思わせる素敵な曲です。一歩一歩進んで行くしかなかった、当時の「旅」を感じさせる空気を持つ“でんでん”という曲が『引っ越し大名!』を数段持ち上げてくれたと思います!

この「でんでん」という楽曲の歌詞に込められた思い。それは、引きこもりだった春之介姿が成長しながら、国の一大事「引っ越し」をやり遂げようとする姿を通して、おなじようにもがきながらがんばっている若者たちへのエール。やりとげた君たちへの祝福!だと思います。涙あり、笑いありの2時間を過ごした最後にこの曲を聴いたら、ちょっと泣いちゃうかもしれませんね。ほんとうに主題歌にユニコーンを起用した意味が理解できます。

「引っ越し大名」主題歌をユニコーンが担当 ネットの反応

https://twitter.com/UNIJUNOT/status/1128443633781231616

https://twitter.com/tuki2msakib/status/1128440356641460224

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まとめ ユニコーン『でんでん』のタイトルの意味や由来は?奥田民生の歌詞が熱い

いかがでしたでしょうか?

2019年8月30日公開の星野源さん主演映画「引っ越し大名」の主題歌をユニコーンが書き下ろしたことが発表されました。予告動画でもその一部を聴くことができます。

タイトル「でんでん」の由来は、星野さん演じる書庫番・春之介が引きこもりだったためにつけられたあだ名「かたつむり」からでした。ユニコーンの奥田民生さんは、この曲を書く際に映画の設定や登場するキャラクター、ストーリーに込められた思いを聴き、それを受けて制作したそうです。

すこしぐらいかっこ悪くても、もがいても、なにかを成し遂げることの大切さ。そんなことを伝えたい曲なのではないでしょうか?映画の公開はまだまだですが、主題歌「でんでん」のフルバージョンを聴けるのが待ち遠しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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