最近では、テントサイトにバーベキューセットやコンロなどを持ち込める音楽フェスも増えています。
昨年参加した朝霧JAMでは、会場からすこし離れたふもとっぱらキャンプ場でオートキャンプを楽しみました。
もし、そんな環境が整っているなら、仲間と「キャンプ飯」をつくるのも楽しいかもしれません。
「今日はそんなに見たいアーティストもないしのんびりするか」なんて日には、温かい料理を囲んで、テントサイトで音楽話をするのも贅沢な過ごし方!
でも、本格的なバーベキューや手のこんだ料理は、準備も片付けもめんどくさいですよね。
そこで今回は、少ない調理器具や調味料で簡単にできる。そんな「キャンプ飯」のレシピをご紹介します。
フェスで楽しむ、簡単おいしいキャンプ飯レシピ
インスタ映えもばっちり本格ローストビーフ
え?キャンプにローストビーフ?と驚いた方もいるかもしれませんね。しかし、これがものすごく簡単なのです。
【だいたいの作り方】
①常温に戻した牛もも肉かたまり500gぐらいに、塩コショウ、にんにく、あればローズマリーなどをすりこんで少し置く。
②フライパンで各面を2~3分ずつ中火で焼いて、そのあと蓋をして5~6分(ときどきひっくり返して)。
③アルミホイルに包んで30分ぐらい置いておけば完成!
★そのフライパンに醤油、みりんなを加えてでソースをつくってもいいし、わたしはめんどくさいので市販のステーキソースを使っています。
お肉は、和牛じゃなくてもオージービーフなどで充分おいしいです。
簡単なのに見た目が豪華なので、けっこう場が盛り上がりますよ。ベビーリーフなどを添えればインスタ映えもばっちり!
余ったらサンドイッチにはさんだり、細かくカットしてチャーハンにしたり。応用がききます。
フライパンひとつでペペロンチーノ
パスタって、別鍋でゆでたあと、フライパンで他の材料と炒め合わせるのがけっこう面倒ですよね。
このレシピなら、フライパンひとつでできちゃうし、包丁さえも使いません。
【だいたいの作り方】
①フライパンにオリーブオイルとニンニク、赤唐辛子を入れて中火で炒める。ここにじゃこやツナなどを入れるとちょっと豪華に!
②半分に折ったパスタ(1人分80g)と水(250~300cc)を加えて、パスタが適度な硬さになるまで火を通す。(味をみて塩コショウを追加)
③あれば、小葱や大葉、バジル、塩昆布などをアクセントにして、完成!
ちょっと小腹が空いたなーというときに便利なレシピです。人数に合わせて、パスタと水の量を調節してください。
テキトーなので、ばっちりアルデンテにするのは難しいかもしれませんが、青空の下で食べればおいしいはず!
「ワンパンパスタ」で検索すれば、いろいろなバリエーションのレシピが見つかりますよ!
寒い夜はラーメン鍋
雨の日や夜などは、夏といっても気温がぐっと下がります。身体をあたためるためにも、鍋ものなんていかがでしょうか?
【だいたいの作り方】
①袋ラーメン2、3袋ぐらいのスープを分量の水で溶かして、鍋のスープに。味が足りなければ、醤油、みそ、塩コショウなどで調整。
②まずは、野菜、きのこ、肉、ウィンナー、冷凍餃子など、なんでも好きな具で鍋として楽しみましょう。
③いろんな食材から、いい出汁が出たところで、ラーメンの麺を投入!(もしあれば)卵でとじれば完成!
これも鍋がひとつあれば、できちゃいます。ラーメンでも、うどんでも、そばでも、スープがついているものならなんでもOK!
キャンプの最終日につくれば、余った食材を使いきれるので経済的でオススメですよ。
まとめ テントサイトで腕をふるうのも楽しい
いかがでしたか?
最近のフェス飯は、とてもおいしいし、メニューも充実しているのですが、たまにはテントサイトでゆっりつくって食べるのもいいものです。
お財布にも優しいし、野菜もたっぷりとれますから身体にも優しい!
次回以降も、簡単でおいしいレシピを紹介しますので、音楽フェスはもちろん、キャンプでもつくってみてくださいね。