野外フェスで履く靴は?レインブーツやトレッキングシューズは必要?

フジロックのような大規模な音楽フェスになると、1日に歩く距離は10キロ以上になることもあるんです。もちろんライブはスタンディングなので、ずっと踊りっぱなし立ちっぱなし。1日の終わりには、足はもう棒になっています。

となると、フェスを楽しめるかどうかの「カギ」を握るのは、ずばり「靴」!

いくらおしゃれしたいからといって、新品を履いていくのはトラブルのもとです。大前提として、履きなれたものを。

その上で今回は、「どんな靴を履いていけばいいの?」「なにに気をつけて選んだらいい?」という疑問にお答えするために、音楽フェスを楽しむための「靴の選び方」についてご紹介していこうと思います。

 

音楽フェスを楽しむには、靴選びが肝心

かかとがホールドされるスポーツサンダル

温かい時期のフェスで、天候が晴れ~曇り~小雨ぐらいであれば、個人的におススメなのはこのタイプです。ただし、サンダルといってもビーチサンダルや「つっかけ型」のものはNG。(脱げてしまったり、足を踏まれる危険性もあるので)

マジックテープでかかとが固定できる、樹脂など柔らかい素材で足全体を覆ってくれる。ソールに厚みがあって、クッション性が高いもの。いわゆる「スポーツサンダル」が快適です。

昼間であれば裸足にスポーツサンダルでOK。通気性もいいし、着脱も簡単。長く歩いても疲れにくい工夫もされています。わたしは、肌寒いときは、これに厚めのソックスを合わせています。見た目も、わりとおしゃれなのではないでしょうか。

ただ、ライブ中に人が込み合う「モッシュエリア」や、激しい雨天やぬかるみには向いてないので、予定や天候を見ながら、フレキシブルに対応してくださいね。

★このタイプのオススメ★

Teva ハリケーン XLT2サンダル (参考価格8240円)

おなじみTevaのサンダル。NOBICOはフェスに参戦するときは、このサンダルが主力選手。いろいろな色や形が出ていますが、ソールが厚めのスポーツタイプがオススメです。独自のユニバーサルストラップシステムで、マジックテープを調節すれば自分の足型にぴったりフィットしてくれます。毎年、シーズンはじめに新調して、フェスはもちろん、ふだんからキャンプまで履き倒しています!(足の甲に日焼け止めを塗らないと、Teva型の日焼けがしっかりつくので注意です!笑)

 

王道ですが、履きなれたスニーカー

あたりまえですが、普段から履きなれたスニーカーも疲れにくくていいと思います。多少の雨であれば耐えられますしね。

ただ、1日履きっぱなしだと蒸れたり、むくんだりすることもあるので、休憩中はこまめに脱いで足を休ませる工夫をしたほうがいいかもしれません。テントサイトでは着脱がめんどうというデメリットも。

でも、スニーカーであれば、「モッシュエリア」にも挑めそうですね。足を踏まれても、多少汚れても、あまり気にしないで済みます。

★このタイプのオススメ★

アシックス ダイナフライト3 SOUND (参考価格1万6200円)

これ、実はランニング用のシューズです。NOBICOはふだんからランニングもするので、フェスのときも履いていってしまいます。だってマラソンに耐えられるのですから、フェスでも最強ですよね。カラーも白でスポーツシューズぽくなくて、どんなコーディネートにも合わせやすいので気に入っています。

 

雨の日には、レインブーツで完全装備を

「雨の日の服装」でもご紹介しましたが、本格的な雨&その翌日にはレインブーツがマストだと思います。都心のフェスのように地面がコンクリートの場合は例外ですが、山の中のフェスはとにかく地面がぬかるみます。

サンダルはもちろん、スニーカーでもはまって抜けなくなってしまうことも!もちろん、足が濡れれば気持ち悪いし、体温が下がってしまうことも考えられますよね。

ホームセンターに売っているような農作業用?のものから、アウトドアブランドのものまで、お値段もピンキリですが、ここはある程度、機能性や防水性をしっかり備えたレインブーツをオススメします。

★このタイプのオススメ★

野鳥の会 レインブーツ (参考価格4400円)

フェスファンの間では有名な「日本野鳥の会」が出しているレインブーツです。自然観察をするために、山道やぬかるみを歩くことも多い会員の方々が使っているブーツなら、信頼できますよね。軽くて柔らかくて歩きやすいのが特徴です。しかも、くるくると丸めて袋に収納することができるんです。すこし厚いな…と思ったら、折り曲げてショートブーツにすることも!NOBICOもこれで昨年の朝霧JAMのぬかるみを乗り切りました。だいぶ使い込んだので、今年は新調する予定です!

 

トレッキングシューズはフェス慣れした人向け

数年前まで、「野外フェスには、トレッキングシューズが常識」と言われていました。確かに、荒れた道にも雨にもぬかるみにも強い。足首も守ってくれるし、安心安全には間違いありません。

ただ、トレッキングシューズは慣れるまでにちょっとした歩き方のコツも必要で、着脱も大変。お値段も張るものが多いので、「これから先、何年もフェスに行き続ける!」という方に向いていると思います。ゴツかわいいフォルムは、個人的には好きなんですけどね。

★このタイプのオススメ★

メレル トレッキングシューズ 7ストーム ミッドゴアテックス (参考価格 1万7301円)

個人的に憧れのメレルのトレッキングシューズ。ごついフォルムが多いトレッキングシューズの中でも、カラーリングやスタイルがとてもかわいいのです。見た目はミドルカットのスニーカー。ワンピースなどにも全然合わせられます。しかも、ゴアテックス素材が使われていて、雨の日でもばっちり。(できれば汚したくはないですが)フェス用にスニーカーを買う予定であれば、すこし上乗せしてこのタイプを検討してみる価値はあるかもしれません。

 

まとめ 靴は天候やフェスのタイプで使い分けよう

いかがでしたか?

結局は、自分の音楽フェスの楽しみ方、ロケーション、天候などに合わせて、選んでいただければ大丈夫だと思います。だたし、足が踏まれてケガをするようなサンダルや、足を捻りそうなヒールの高い靴、濡れたり汚れたりしては困る素材の靴はやめておきましょう。

アウトドアショップやスポーツショップの店員さんに相談してみるのも、よい方法かもしれません。使う前に、「防水スプレー」をかけておくのも、浸水や汚れの予防になりますよ。

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