ナイキ『厚底シューズ』ヴェイパーフライ凄い理由!マラソン使用禁止に?

最近、マラソンを見ていると「なんだか選手がみんなピンクのシューズ履いてない?」と思う方も多いのでは?

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ででは、実に出場選手30人中16人が。

今年の箱根駅伝予選会では、出場選手100人のうち、ほぼ半分がピンクシューズを履いていたとのこと。

このピンクのシューズはどこのブランドのどんなシューズなのでしょう?選ばれる理由が凄かった!

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MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ほとんどの選手がピンク色の靴!

東京オリンピックの代表2人が確定するMGC。

これまでにない初の選考大会・一発勝負ということで、ただならぬ緊張感が漂います。

そんな中、こんな声がちらほら…。

大迫選手をはじめ、 多くの選手がピンクの厚底シューズを履いていました。

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ピンク色シューズはNIKE(ナイキ)ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%!価格は?

あのピンクの厚底シューズはどこのブランドのどのシリーズなのだろう?と調べてみました。

おそらくこのシューズは、「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」だと思われます。

以前からナイキ所属の大迫選手は『ナイキ エアズーム ヴェイパーフライ4%フライニット』を愛用。

大迫選手がシカゴマラソンで優勝した際に履いていたのも、そのシューズ。

当時はオレンジの厚底靴として話題になりましたが、どうやらMGCで選手のほとんどが履いていたピンクのシューズはその進化系。

ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットは”ナイキ史上最速シューズ”とも呼ばれ、同モデルを着用したエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)選手が世界記録を更新したほか、大迫傑選手が日本新記録を樹立したことで注目を集めている。同シリーズではこれまで、ネオングリーン「ファントムグロー」1色のみを展開していた。

ナイキ公式HPより

この新色であるピンクはMGCが開催された9月15日に発売になった新色だそうです。

今回の新色ですが、初期の試作品を大迫傑選手に見せたところ、すぐにピンクブラストを履きたいとリクエストするなど高評価だったそう。9月に行われる東京オリンピックのマラソン代表を決める大会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で着用する予定とのことです。

引用元:https://melos.media/training/45685/

設楽選手も履いているようですね。

選手が履いているモデル、気になる価格は「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」が2万9,700円だそう。

ちなみにズーム フライ 3が1万7,280円、エア ズーム ペガサス 36が1万2,960円、ズーム ペガサス ターボ 2が1万9,440円(すべて税込)と、同シリーズでややお手頃価格で手に入るシューズもあるようです。

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マラソンの厚底ピンク色シューズは世界的人気!

このナイキのヴェイパーフライは、世界の有名選手たちにも愛用され、すごい記録をマークしているのです。

9月29日のベルリンマラソンでは、ケネニサ・ベケレ(エチオピア)が世界記録に2秒と迫る2時間1分41秒をマーク。

10月12日にウィーンで行われた「INEOS 1.59 Challenge」というイベントでは、世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が非公式レースながら42.195kmを1時間59分40秒で走破。

10月13日のシカゴマラソンではブリジット・コスゲイ(ケニア)が2時間14分4秒で連覇を達成。女子の世界記録(2時間15分25秒)を1分21秒も塗り替え、従来の自己ベスト2時間18分20秒から、そのタイムを一気に4分16秒も短縮。

ベケレとコスゲイは、最新モデルの「ヴェイパーフライ」を着用。キプチョゲだけは、これまでの厚底シューズをカスマイズしたモデルを履いていました。

ナイキ・ヴェイパーフライはドーピング並の凄さ?

このヴェイパーフライの凄さの秘密とは?

  • 推進力をアップさせる反発力のあるカーボンファイバープレートを、航空宇宙産業で使う特殊素材のフォームで挟んでいるため「厚底」に。
  • それなのに重量は28cmで片足184gと軽い。
  • 推進力が得られるだけでなく、脚へのダメージが少ないという画期的なモデル。

厚底シューズの初代ともいえる「ズーム ヴェイパーフライ 4%」(2017年7月に一般発売)は、ナイキの代表的レーシングシューズよりランニング効率を平均4%高めることを目標に開発されました。

運動生理学者によると、「ランニング効率が4%高まると、勾配が1~1.5%の下り坂を走るのに相当する」と分析。

つまり、平たんな道を走っていても、下り坂を走るように「ラク」に走れるということ。

さらに今年7月に一般発売された「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」では、最大85%の高いエネルギーリターンだというフォームの量を全体で15%増量。エネルギーリターンも向上しています。

にもかかわらず、アッパー部分の素材を軽量化したことで、シューズの重さは変わらず軽いのです。

前述にあるように、スゴイ記録が立て続けに生まれたことで、国際陸連(IAAF)が調査に乗り出したほど。

BBCやESPNなど欧米主要メディアでは、「シューズテクノロジーへの懸念が高まり、より厳しい規則につながる可能性がある」と規制に発展する可能性を指摘しています。

「ドーピング」に値するのでは?と懸念されるほど、このピンクシューズがスゴイということですね。

箱根駅伝2020がスゴイことに!【箱根駅伝2020】区間新記録続出なぜ?理由はピンクシューズだけじゃない

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まとめ マラソン選手シューズがピンクばかりなぜ?ナイキヴェイパーフライ凄い理由

いよいよ始まったMGC。

男子選手のほとんどがピンクのシューズを履いていました。

このシューズはナイキのズームシリーズだと思われ、ピンクは9月15日発売の新色だそうです。

果たして東京オリンピックへの切符はどの選手がつかむのでしょうか?結果に注目が集まります。

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