勝武士(28歳力士)持病や基礎疾患は?死因は糖尿病と『たらい回し』か

日本相撲協会は13日、新型コロナウイルス感染のため入院していた高田川部屋の勝武士(本名・末武清考さん)が死去したことを発表。

勝武士(末武さん)に、コロナ重症化につながる持病や基礎疾患はあったのでしょうか?

また、入院するまでかかった時間も問題視されています。

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高田川部屋の20代力士・勝武士(末武清孝さん)がコロナ感染で死去

画像引用元:http://fuurinsou1.jugem.jp/

4月13日、日本相撲協会は、大相撲の三段目力士の勝武士(本名・末武清孝さん、山梨県出身、高田川部屋)の死去を発表しています。

日本相撲協会は13日、新型コロナウイルスに感染し、治療を受けていた高田川部屋所属で西三段目82枚目の勝武士幹士(しょうぶし・かんじ 本名末武清考さん=すえたけ・きよたか)が同日午前0時30分、コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため亡くなったと発表した。28歳だった。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000145-spnannex-spo

八角理事長(元横綱北勝海)は、協会を通して以下のコメントを発表しています。

「この度は悲報に接し、協会員一同、心より哀悼の意を表します。

ご遺族の皆様方のご傷心を察しますと、お慰めの言葉も見つかりません。

1カ月以上の闘病生活、ただただ苦しかったと思いますが、力士らしく、粘り強く耐え、最後まで病気と闘ってくれました。

今はただ、安らかに眠って欲しいと思います。懸命の措置をしてくださいました医療機関の皆様には、故人に代わり、深く感謝申し上げます」

28歳という若さを思うとただただ残念でなりません。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

高田川部屋の28歳力士・勝武士のコロナ重症化は「たらい回し」が原因?

相撲協会は、勝武士の発症時期が都内の医療機関がひっ迫した時期と重なったことを説明しています。

経過については以下のように発表しています。

▼4月4、5日 38度台の発熱。師匠の高田川親方らが保健所に電話をかけ続けたが、つながらず。

▼4~6日 近隣の複数の病院に依頼したが、受け付けてもらえず。

▼7日 近隣の医院にも相談したが、医療機関は見つからず。

▼8日 熱が下がらず血痰(けったん)が見られたため救急車を呼んだが、なかなか受け入れ先が決まらず、夜になって都内の大学病院に入院。簡易検査の結果は陰性。

▼9日 状態が悪化し、別の大学病院へ転院。

▼10日 PCR検査で陽性と判定。

▼19日~ 病状が悪化し、集中治療室で治療を受ける。

▼5月13日 都内の病院で死去。

実に4月4日に発熱してから、救急車を呼ぶまで悪化して、入院するまで4日以上の時間がかかっています。

その原因は、保健所に電話がつながらなかったこと、病院をたらい回しされたこと。

もっと早く入院や検査をしていたら…と悔やまれます…。

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勝武士(末武清孝さん)の持病や基礎疾患と既往歴は?

新型コロナウイルス感染で日本のプロスポーツ選手が死亡するのは初めてのこと。

しかも勝武士(末武さん)は、若干28歳でした。

新型コロナウイルスについては、まだ不明な点が多いのですが、重症化する原因として糖尿病や高血圧などの持病が挙げられています。

糖尿病を患っている人は患っていない人に比べて、約1.75倍も肺炎に罹りやすいという報告があります。

日本で調査された糖尿病の合併症としての感染症は、「肺炎(呼吸器感染症):41%、尿路感染症:24%、皮膚軟部組織感染症:17%」という順番でした。

引用元:https://dime.jp/genre/857889/

末武さんに持病はあったのでしょうか?

実は、末武さんは糖尿病を患っていたと公表されています。

2016年1月の取り組みでは、2年前に患った糖尿病による低血糖障害で「不戦敗」をしています。

4日目の三段目の取組で、珍事が起きていた。

西54枚目の勝武士(24=高田川)は土俵下の控えで全身が紅潮して手が震え、取組直前で異例の不戦敗。

審判で異変に気づいた峰崎親方(元前頭三杉磯)から「相撲は取れるか」と聞かれると「できれば、このまま帰りたいです…」と訴えた。

引用元:https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/1592938.html

当日は、通院を怠り、薬も飲んでいなかったといいます。

しかし、その後、6日目の取り組みには元気に出場。

「不安とか緊張も原因だったみたい。薬も1日3回飲むようにして、昨日も検査して異常はなかった」と、ばつが悪そうに笑った。

引用元:https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/1592938.html

この2016年のできごとから約4年。

その後の病気の経過は不明ですが、「一生付き合っていく病気」とも言われる糖尿病。

今回のコロナ重症化に関連がある可能性も考えられます。

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28歳力士・勝武士さん死去に残念の声

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まとめ 勝武士の持病や基礎疾患は?コロナ重症化に『糖尿病』の既往歴が関連?

日本相撲協会が、新型コロナウイルス感染のため入院していた高田川部屋の勝武士(本名・末武清考さん)が死去したことを発表しています。

末武さんは1カ月近い闘病生活の末、逝去されました。

コロナウイルス感染のピークと重なり、なかなか入院や検査ができなかったこと、さらに糖尿病の持病があったことなどが重なり、重症化してしまったと考えられます。

末武清孝さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

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