10月3日発売の週刊文春が、関西大学アイススケート部監督を退任した織田信成さんが受けた「モラハラ」疑惑について報じています。
そのモラハラの相手として、関大アイススケート部の濱田美栄コーチの名前を挙げ、「反論」を取材しています。
その内容をまとめました。
Contents
【文春】織田信成モラハラ誰から?騒動の相手は濱田美栄コーチ!
そもそも、この騒動の発端は九月二十九日、織田信成さんがアップした〈関西大学アイススケート部監督辞任について〉と題するブログでした。
織田さんは、2017年4月に母校・関西大学のアイススケート部監督に就任していますが、2年半後の今年9月9日付で突然、退任を発表。
その理由について、大学側からは「多忙のため」と報じられました。
しかし、織田さんは〈多忙を理由に監督を辞任したわけではなく、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの三ヶ月間リンクに行く事が出来なくなった〉と主張したのです。
そして、そのモラハラの「相手」が濱田美栄コーチだと報じています。
濱田美栄コーチとは、宮原知子選手や紀平梨花選手を育てた超ベテラン。日本フィギュア界では名コーチと呼ばれている大御所で、番組「情熱大陸」でも特集されているほど。
大学関係者によると、学生を指導するのはあくまでコーチであり、監督の主な仕事は大会への帯同などで、指導をすることは滅多にないといいます。
そのため部内で発言権が強いのはコーチで、中でもキャリアが長い濱田コーチは絶大な権限をもっているという部の現状を語っています。
大学側への織田さんの「反論」についてはこちら織田信成が受けたモラハラ行為の内容は?監督退任理由がツイッターに?
【文春】織田信成へのモラハラ『犯人』?濱田美栄コーチの反論内容全文まとめ
濱田コーチは記者の直撃を受けていますが、なんともあっけらかんな様子。
「(モラハラの容疑者が)私の名前になってんの!? もうショックやわ。そう言ってる人いるんや。全く話し合う場もなかったから、行き違いがあったんかな……」
大学関係者によると、織田信成さんと濱田コーチの衝突および「モラハラ」の内容は次の通りだといいます。
この経緯だけ聞くと、織田さんの主張は間違ってるとは思えませんが。ましてや、関大は織田さんの母校。
「関大イズム」を継承しようと、部の改革を英断したということでしょう。
これに対して、濱田コーチはこう反論しています。
この反論の途中で「間違ってます?私(笑)」という一言も。
濱田コーチはあくまでもスケートが優先。長年の実績やプライドもあると思います。
やんわりと織田さんを肯定しながら、自分の意見はしっかり主張する。その態度の継続が、織田さんのメンタルにダメージを与えてしまったのでは?
この反論内容について、織田さんの所属事務所に取材してみると…
両者の言い分はどこまでも平行線です。この騒動が収まることはあるのでしょうか?
追記 2019.11.19 織田信成さんが濱田美栄コーチを提訴
織田信成さんが、濱田美栄コーチに対して民事訴訟を起こしていたことがわかりました。
モラハラの内容や経緯は、概ねこれまでの記事に記した通りですが、モラハラ騒動の発端が明らかにされています。
- 発端は織田さんの監督就任直後。
- 関大のスケートリンクには安全確保のため「1人のコーチがリンクで同時に指導できるのは3人まで」とのルールがある。
- しかし“濱田チーム”のサブコーチが5人以上の選手をリンクで滑らせていたのを織田監督が目撃。
- 織田監督は濱田コーチに「危ないのでやめてもらえませんか」と申し入れた。
- そもそも、このルールは濱田コーチが作ったもの。
- しかし、濱田コーチは「アンタは間違ってる!」と激昂。
- 以来、あからさまに織田監督を無視するように。
その後、3月に、上述の「学生の勉強時間の確保のために練習時間変更」が実施されるようになると、さらに嫌がらせが加速。
織田さんは、3月下旬には40度の高熱を出して10日近く入院。予定していたアイスショーや他の仕事もキャンセルせざるを得なかったそう。
6月に入ると耳鳴りがやまず、眩暈(めまい)や吐き気に襲われ、“リンクに行きたくない”と思うように。
それからの3カ月間は一度もリンクに足を運べない状態が続きました。
こうした状況を知ってもらうため、織田さんは7月1日に弁護士を伴って学長と話し合いの場を設けています。
しかし、学長の見解は納得できるものではありませんでした。織田さんはこう語っています。
「学長は“そういうことなら喧嘩両成敗。2人とも辞めてもらうことになると思う”と言う。これには本当に傷つきました。なぜ、大学の文武両道の方針に則って部を変えようとした僕が辞めなくてはならないのか。その後に濱田先生にもヒアリングをしたそうですが、2カ月待っても僕には何の報告もなかった。それで辞任を決断したのです」
今後の訴訟の行方に注目したいと思います。
濱田美栄コーチ プロフィール
読み方 はまだ みえ、
生年月日 1959年10月29日 (59歳)
出身 京都府京都市
学歴 京都市立藤森中学校、京都市立日吉ヶ丘高等学校、同志社大学卒業
家族 夫、娘
もともとはフィギュアスケーターとして活動していたが、同志社大学卒業とともに引退。
コーチへと転身し、京都醍醐FSC及び関西大学アイスアリーナでコーチを務めました。
教え子には2015年世界選手権銀メダリストの宮原知子や2004年四大陸選手権優勝の太田由希奈をはじめ、神崎範之、澤田亜紀、北村明子、金彩華、村元小月、村元哉中、木原万莉子、加藤利緒菜、本田真凜、白岩優奈、紀平梨花などがいます。
まとめ 織田信成がモラハラで濱田美栄コーチ提訴!『反論』の内容も【文春】
10月3日発売の週刊文春では、織田信成さんが受けたモラハラについて、関大アイススケート部の濱田美栄コーチを直撃しています。
濱田さんは、モラハラしたつもりはなく、ただの意見の食い違い。織田さんは多忙で監督を続けられなかった状態だったと反論。
両者の意見が真っ向から対立する、モラハラ疑惑。部員の学生のことを考えても、1日でも早く解決してもらいと願います。
涙と鼻水を拝見させて頂いて一瞬は「お可哀想に」と感じられました。一方で彼女も現役のトップアスリートを抱えておられるベテラン御高齢の女性です。そうも間違ったことはされてないと存じ上げます。彼の御母様の立ち位置で有りお子様の御婆ちゃま。もっと敬意を差し上げてね。
織田氏は規則や学則に則って注意や指導を行っている。一コーチがそれをないがしろにしてよいはずはない。その歪が今回の提訴の発端。大の大人なら事の経緯がわかるはず。
スケートだけやっていればよいのか?監督や他のスタッフに対するリスペクトを欠いたらスポーツどころか、組織の現場は機能しない。スポーツ選手なら礼儀作法は染みついているはず。選手も大人のそうした陰湿な現場を見ていてよい気はしないはず。スケートの指導は大事だがそれ一辺倒では破綻するということ。
号泣会見を観させて頂いてると、何か有ったと個人的に理解できます。それが元で通院入院されたなら?病院で話されたカルテの記載とかお医者様の診断書も必要かと思います。そしてモラハラ現場?での目撃証言とか?無ければ0ですね。裁判となれば証明する為に証拠が不可欠。個人的意見
個人的感想!大学、通されての御回答に驚きました。涙と鼻水の理由が分かるような気が致しました。