「天皇即位の礼」が執り行われ、皇后陛下となった雅子様。
すでに「雅子様」という呼び方は正しくないのかもしれませんが、あえて親しみを込めてそう呼ばせていただきます。
雅子さまは2003年に「適応障害」だと宮内庁が発表。以来、16年にもわたってご療養を続けています。
その病状や原因についてまとめてみました。また、実は適応障害ではなく、他の病気だという話もあるのです。
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雅子様の病状や症状は?宮内庁は適応障害と発表
1993年に現在の天皇陛下とご成婚され、2001年に愛子さまをご出産なさった新皇后陛下雅子さま。
そんな雅子さまは、2003年に「適応障害」と宮内庁から発表されました。
●適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れる症状。
●憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になる。
●ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善される。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_adjustment.html
精神面の不安から、行動面の症状も現れることがあり、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの傾向もあるそうです。
雅子さまは、この頃からご公務で国民の前に出られることが少なくなっていきます。
雅子様の病状の原因は?宮内庁との軋轢?
それでは、雅子さまの「適応障害」の原因は何だったのでしょう?
湯浅利夫宮内庁長官の心無い一言
待望の妊娠、2001年に愛子さまをご出産され、退院した後、当時の湯浅利夫宮内庁長官が発した言葉が雅子さまの心に突き刺さります。
《皇室の将来を考えると、秋篠宮さまに3人目を希望したい》
精神科医によると、この発言が雅子さまを極限まで追い詰めたということ。
「完璧主義で努力家の雅子さまは、それまで自らの努力で成功体験を積み重ねてこられました。それなのに出産後、愛子さまが男児でなかったことで第2子出産の期待が高まり、さらに湯浅長官の発言によって“自分は見捨てられた”との絶望感やストレスに見舞われたはずです」
引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20190521_1372561.html
女性なら誰でもこの発言に怒りを感じるか胸を痛めるでしょう。
流産を乗り越えて待望の第一子誕生。その直後に「男の子がよかった…」と言われる苦しみ。
雅子さまの場合は、天皇の継承問題が重くのしかかってきますから、さぞかし精神的なダメージを受けられたのではないでしょうか?
雅子さまへの「人格否定」
ご存知の通り、雅子様はご結婚前、バリバリのキャリアウーマン。
幼少期から徹底した英才教育を受け、父と同じ外交官として活躍していました。
ご成婚当初は、海外暮らしで培った広い見識と聡明さで、皇室に新風を吹き込んでくれるかもしれないと期待されていました。
ご本人もそれを感じていたことでしょう。
しかし、いざ、蓋をあけてみると…求められるのは跡継ぎの出産のことばかり。
皇室外交への期待の声などほとんどない。自分を主張したり、能力をアピールすることは、皇族らしくない振る舞いとして疎まれてしまう。
そして、大きな話題を呼んだ当時皇太子の「人格否定」のご発言。
皇太子は、「雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあった」と告発した。
当時、あのような言葉は、殿下が持っておられる語彙にはなく、雅子さまの父である小和田元次官の力も働き、マスコミや宮内庁への強い抵抗であったともいわれました。
愛子さまへのいじめ・登校拒否問題
そのような環境の中でも、一度は快復に向かっていた雅子様の病状。
2008年4月、愛子さまが学習院初等科に入学されると、雅子さまの笑顔がよく見られるようになりました。
しかし、また新たな問題が起きてしましました。
2010年3月、男児による愛子さまや他の児童への「いじめ問題」が発覚。
雅子さまは、それをきっかけに、1年9か月続く「同伴登校」を開始されます。
さらに、2014年4月に学習院女子中等科に進学された愛子さまが遅刻と欠席を繰り返すようになったのです。
これについても精神科医が、こう分析しています。
「雅子さまと愛子さまは『母子一体感』が非常に強く、自立と依存の葛藤のなかでさまざまな不具合が生じます。
超エリートで完璧主義の雅子さまとしては、育児も100点満点でないといけないと思い込み、愛子さまが不安定になればなるほどご自身を責めたり、追い込んだりしてしまったのかもしれません」
引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20190521_1372561.html/2
ここに挙げた原因は、きっとほんの一部のことでしょう。
私たち国民からははかり知れない、日々のご苦労やご心労があったと思われます。
雅子様の病状悪化?適応障害は宮内庁の嘘で本当の病名は?
雅子様のご病気が「適応障害」であれば、前述のとおり「原因がなくなれば改善される」はず。
しかし、雅子さまのご療養はすでに16年あまりになります。ここで「本当に適応障害なのか?」という疑問もわいてきます。
もともと、これまでの皇太子妃とはタイプが違うキャリアウーマンの雅子さまと、お世継ぎを期待する宮内庁とは、軋轢があったといいます。
「反対派の宮内庁職員が、お妃候補から雅子妃を外そうとしたところ、皇太子が『(雅子さんと結婚できないのであれば)それなら僕は結婚しない!』と、憤慨なさったこともありました」(東宮関係者)
引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/36204?page=3
ご結婚後も、その兆候は見られます。
一度目のご懐妊報道(1999年12月10日の朝日新聞朝刊)は、宮内庁内部の雅子さまに近い者からのリークだといわれています。
なぜなら、基礎体温や尿検査といった極めて個人的な情報までもが事細かく報じられたからです。
そして、この報道後、雅子さまは流産されています。
また、愛子さまの2003年の公園デビューの際も、お忍びのつもりが、報道機関や一般人までもが集まってしまう大騒ぎに。
警備面から強く反対していた宮内庁は、「お忍びは難しい」という状況をあえてつくり出すため、情報を漏らしたともいわれています。
こうした度重なる出来事に、両陛下は宮内庁に対する不信感を強め、雅子さまは孤立し、精神を蝕まれていきます。
精神科医は、これらの状況を見て、雅子さまはそもそも適応障害ではないのでは?と語っています。
「適応障害とは環境に適応できず情動面や行動面で問題が出現する病気ですが、ストレス因子がなくなれば6か月以内に治るとされます。雅子さまの病状は長すぎるので、適応障害とするのは適当ではありません。
私は出産によるホルモンバランスの急激な変化に育児不安が重なった『産後うつ』に湯浅長官の不適切発言などのストレスや愛子さまの学校問題などが重なり、うつが長期化したとみています。うつと診断すると本人の性格に原因があるとされかねないため、環境を原因とする適応障害と発表したのではないでしょうか」
引用元:https://www.news-postseven.com/archives/20190521_1372561.html
そう、雅子さまは「適応障害」ではなく、長期化した「うつ」なのではと診断しているのです。
しかし、「うつ」と発表するとさまざまな憶測や宮内庁への批判も起こりかねない。
そこで「適応障害」と真実を隠して発表した可能性も考えられます。あくまでも予測に過ぎませんが。
果たして、雅子さまに的確な治療や対応がなされていたかどうかにも疑問を感じます。
雅子様の病状の現在は?症状は悪化していない?
2019年10月22日に皇居で古式に則り執り行われた即位の礼。
雅子さまの十二単のお姿は、心に訴えるものがありました。
その後、天皇皇后両陛下が世界180ヵ国に上る賓客とともに宴を囲んだ「饗宴の儀」では、にこやかに外国要人と会話される雅子さまが印象的でした。
「来年には中国の習近平国家主席を始め、数組の国賓の来日が予定されています。こうした国賓の御接待をつつがなく終えることができれば、再来年からは、おそらく米国を皮切りに天皇皇后の答礼訪問が始まる。いよいよ雅子さまが望んできた皇室外交の時代となるはずです」(皇室ジャーナリスト)
引用元:https://friday.kodansha.co.jp/article/74181
今後も、11月10日に延期されたパレードをはじめ、しばらくは大嘗祭(だいじょうさい)をなどの皇室行事が続きます。
そして一連の儀式後、雅子皇后の病気全快宣言が出される可能性も高いといわれています。
「そして、大嘗祭が終わった後は皇位継承について立法府で議論が始まります。その結果次第ですが、女性天皇が認められる可能性があります。愛子さまが脚光を浴びれば、母である雅子さまの存在感はますます大きくなるでしょう」(皇室ジャーナリスト)
引用元:https://friday.kodansha.co.jp/article/74181
令和はきっと「雅子様の時代」になるのではないでしょうか?
得意の外交を活かした皇后さまとしての役割が期待される時代へ。
雅子様の一点の曇りもない笑顔が見られる日も近いと思います。
まとめ 雅子様の病状の原因と現在は?適応障害は宮内庁の嘘で本当の病名は?
「即位の礼」が執り行われ、新皇后陛下となられた雅子様。
長い間、優れない病状が心配されてきました。
その原因は、いろいろと考えられますが、それほど単純なものではないのでしょう。
精神科医によると、長期化したうつという見方もあります。
しかし、令和は雅子さまの時代へ。これまで積み上げてきたキャリアを活かし、海外へも開かれた日本の外交でお力を発揮していたきたいと期待しています。雅子様が涙ぐむ動画!嵐の歌に感動?祝賀パレードでも涙の理由【画像】