- 紀州のドンファンとデヴィ夫人。本当のところ、ふたりはいったいどんな関係だったのでしょう?
- そこで、今回は、デヴィ夫人と紀州のドン・ファンこと野崎幸助さんとの関係について調べてみました。
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デヴィ夫人にドンファン野崎氏がプロポーズ?
番組の中では、紀州のドンファンがデヴィ夫人に一兆円の証書と謎の鍵を託していたと、その遺品を紹介しています。ことの真偽やそれらにどんな意味があったかということは、番組で明かされています。
ふつうに考えれば、それだけのものを託すということは、ふたりは「深い関係」だったのではないでしょうか?
ドンファンこと野崎幸助さんが怪死を遂げた、数日後に放送されたTBS系情報番組『サンデー・ジャポン』に出演したデヴィ夫人は驚きを隠せなかった様子でした。
デヴィ夫人は「亡くなったって一報を24日にいただいた時、ショックですよ。『えっ』て」と訃報を聞いた時の心境を告白。「非常に健康を気にしていらっしゃる。タバコも吸われないし。毎日お散歩は(愛犬の)イブちゃんとしてましたし、そんな方の身体から覚醒剤が大量に発見されるなんて、もう驚きの驚きであり得ないことですね」と語った。
引用元:https://news.mynavi.jp/article/20180603-640918/
今回の番組でも、一兆円を贈与したとか鍵を渡した?などの話ですから、野崎さんはデヴィ夫人に好意を寄せていたのでは?と思わせます。
そして、事実、ドンファンはデヴィ夫人にプロポーズをしていたようです。
自身も野崎さんから求婚されたことがあると明かし「彼の誕生パーティーを田辺市でされて、その後日本食をいただいた。部屋に彼と家政婦さんと家政婦さんの娘さんと私と、ヘアメークさんともう1人女性がいて。すぐに『結婚しよう』と(言った)。冗談だと思っていた。口癖なんでしょうね」と振り返った。
引用元:https://www.daily.co.jp/gossip/2018/06/09/0011338212.shtml
ドンファンがデヴィ夫人に「結婚しよう」といったのは、ふたりが会った当初のときだったようです。冗談だったかどうかはご本人にしかわかりませんが、たしかにプロポーズはされていたようですね。
どうやら、野崎さんは「求婚癖」があったようで、これまでデヴィ夫人は何人も「婚約者」を紹介されたようです。なので、目の前でドンファンにプロポーズされても、本気にできなかったのでは?
さらに、生前の野崎さんについて、こんなことも語っています。
「彼はドン・ファンじゃ全然ないです。真逆」「2回、脳梗塞をなさっていて、ヨダレもたらしていて、食べ物もよくかめず、モゴモゴしてこぼされていらして、おみ足が悪くて引きずってらした」「あれ(ドン・ファン)は本の宣伝ですよ」――。
引用元:https://dot.asahi.com/wa/2018061000004.html?page=2
なかなか歯に衣着せぬいいようですが、4000人の美女に30億円を貢いだ“紀州のドン・ファン”と言われた野崎さんも、世界の富豪から愛されたデヴィ夫人にしてみたら、ただの男だったようです。
デヴィ夫人はドン・ファンの55歳下の妻と会っていた
デヴィ夫人は野崎さんからのプロポーズを受けませんでしたが、野崎さんの55歳年下の妻には会ったことがあるそうです。野崎さんと妻、デヴィ夫人の関係者とで旅行にいったことも明かしています。
出会いは、デヴィ夫人の誕生パーティー。野崎さんは20代の女性を連れてきていました。野崎さんから「これから彼女と結婚する」と紹介されたものの、デヴィ夫人は「結婚するという女性を(それ以前に)8人くらい紹介されたが、1人も結婚していなかった」ということもあり信じていなかったそうです。
さらに、結婚を信じられなかったもうひとつの理由は、その女性の態度でした。
「私の誕生日パーティーを2月6日に行ったときの話です。275人のお客様をお呼びして、その中には野崎さんと、当時結婚前の奥さんもいらっしゃいました。
じゃあ、3人で写真撮りましょうとなったんですが、彼女が野崎さんの胸を邪険にドンと押したんです。そして『あなたは入らないで! 私と夫人だけで撮るの』と。野崎さんはオドオドして引き下がりました。私やスタッフは『何てタチが悪いんだろう!』とあきれてしまったことを覚えています」
引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1030771/?p=3
おそらく、それがこのときの写真。仲良く3人で写っているように見えますが。
ふたりが入籍したのが、この出来事の2日後。デヴィ夫人ではなくても、なんだか違和感を感じそうです。
デヴィ夫人が紀州のドンファンの死を不審に思う理由
これまでの話を見ると、デヴィ夫人と紀州のドンファンとは、男女の仲ではありませんでしたが、深い親交があったことは確かなようです。ドンファンはデヴィ夫人に厚い信頼を寄せていました。デヴィ夫人も野崎さんについて「温厚な人。女性と遊ぶことが何よりも好きだった」と語っています。
愛犬家と知られている野崎さん。2018年5月に急死した最愛のペット・イブちゃんが亡くなったときに、壮大なお別れ会の計画を立てていたそう。その件で、ふたりは電話で何度もやりとりをしていました。
「野崎さんは私にこう言うんです。『盛大なお別れ会をしてあげたいんだ』と。そりゃあ、十数年もかわいがっていましたからね。新橋の芸者3人とトランペット奏者を呼んでほしいと頼まれました。大好きだった白浜でトランペットを吹いてあげたかったようです。ほかにも和歌山県の政治家たちも呼ぶと言っていて、とにかく愛犬のことで頭がいっぱいだったのが印象的でした」
引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1030771/
犬がトランペットや芸者を必要とするかは不明ですが、とにかく野崎さんにとっては一世一代のセレモニー。その手配を一切合切任していたのですから、デヴィ夫人への信頼はとても高かった様子です。
そして、野崎さんから最後に電話があったのは5月23日。午前10時と午後4時の2回。航空チケットやホテルの手配などを打ち合わせ、お別れ会は6月11日に行われることになったそう。しかし、それまで10日間にわたって電話でやりとりしていたのに、翌24日には電話はなく、25日に野崎さんの関係者から「お別れの会はなくなりました。野崎氏が亡くなったからです」とまさかの訃報を聞き驚愕したというのです。
さらに、デヴィ夫人が不審に思ったのは、野崎氏の遺体から致死量を超えると思われる多量の覚醒剤が検出されたことでした。
「最後に電話があった23日、実は野崎さんは都内の有名病院で人間ドックの精密検査を受けていたんです。野崎さんは過去に2回脳梗塞を患っていたので、健康にはものすごく気を使っていましたからね。たばこは一切吸わないし、お酒はビールを少量ぐらい。ましてクスリをやるようには思いません」
引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1030771/?p=2
たしかに、クスリをやっている人間が、わざわざ人間ドッグにかかるとは思えませんが…。これも、デヴィ夫人が野崎さんと近しい仲で、彼について人柄や生活習慣などをよく知っていたからこそ言えるコメントです。たしかにそんな姿を見ていたら、野崎さんの死は不思議に思えます。
紀州のドン・ファンは仁支川(西川)峰子とも交際?
ところで、紀州のドンファンのことを調べていくと、もう一人、大変有名な女性の名前が出てきました。
歌手の仁支川峰子(旧名:西川峰子)さんです。えっ?まさか、ドンファンは仁支川さんにも求婚していた?と思ったら、実はその逆で迷惑をかけていたそう。
野崎さんは、以前、和歌山で高利貸しの商売をしていました。そのときに、西川さんの名前を使ったようです。
「地元で高利貸しをはじめた当初は法律も甘く、年利36%くらいとれた。東京にも進出し、街頭で当時は珍しいフリーダイヤルが記されたティッシュを配った。
歌手の西川峰子(現・仁支川峰子)と親しいと吹聴し、その写真入りのティッシュを配ると、多重債務者が次々と借りに来た。社員も増えて貸出金額も増えました。当時、サラ金の取り立てが社会問題化しましたが、社長はお構いなしで、家の前で車のクラクション鳴らしたり、エンジンをふかして赤い粘着テープで目立つように金返せと張り紙したりと無茶苦茶でした」(元従業員)
引用元:https://dot.asahi.com/wa/2018061000004.html?page=2
仁支川さんは、一連の報道で名前を聞いても、最初は全然何も思い浮かばなかったそうです。
後になって「そういえば、昔、南紀白浜に行ったけど、あのちっこい背のおじさん?」と思い出したという。当時は、ドン・ファンとは呼ばれず、「ただ、お金持ちだと自分で吹聴してましたけど」と振り返った。
仁支川が野崎さんと出会ったのは30年ほど前、野崎氏が開いたディナーショーで「お仕事で呼ばれて行ったんです」。その後、野崎氏が経営する会社からポケットティッシュに写真を使わせてほしいなどの依頼があり承諾。ドン・ファンは仁支川のファンだったようだ。
ドンファンは、仁支川さんのただのファンだったようで、プロポーズはしていないようです。
ちなみに、おなじ手法で服飾メーカーのオンワード樫山から訴えられて、敗訴した経験もあるそう。
野崎さんの本名は樫山で、野崎姓に変えたのは、2番目の妻と結婚した時。
樫山といえば、服飾メーカーのオンワード樫山が有名なので、当時の野崎さんは貸金の屋号をオンワードにし、オンワード樫山と記したティッシュをオンワード樫山本社前で配ったらすごく客がついたという逸話も残っています。
そりゃ、訴えられますよね。