江波杏子『旦那はいらない』結婚しなかった理由は恐るべき女優魂?

2018年10月27日、肺気腫の急性増悪のため急逝された女優の江波杏子さん。

享年が76歳とは思えないほど、凛と美しく色気のある方でした。

江波さんは生涯独身だったそうです。

そして、結婚しなかった理由は、徹底した女優魂だったといいます。

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江波杏子は母の遺志を継いで女優に!「女の賭場」が大ヒット!

 

江波杏子さん プロフィール

本名:野平香純(のひらかすみ)

生年月日:1942年10月15日(享年76歳)

出身地:東京都渋谷区

血液型:A型

江波杏子さんのお母様は、戦前に東宝で活躍した映画女優の江波和子さんでした。

しかし、お母様は江波杏子さんが幼い頃に亡くなってしまいます。

「お母さんは女優としてまだやり残したことがあったのでしょう。『かすみちゃんが大きくなったら、女優になってお母さんの続きをやってほしい』と言っていたらしい。それが遺言になって、自分も女優を志したのです。江波の芸名の名字はもちろん母から。杏子は室生犀星の小説名から取ったそうです」(芸能プロ関係者)

引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/1176856/

そこで、江波さんは、母の仕事を継ぎたいと中学生の頃から女優を志し、1959年に大映に入社。

初の主演作「女の賭場」で女賭博師を演じて大ヒット。以降「女賭博師」シリーズのヒロインとして人気スターとなりました。

NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」など数多くの作品に出演。

遺作は、松坂桃李さんとのラブシーンも話題になった映画「娼年」となってしまいました。

江波杏子は若い時はハーフのよう?萩原健一と熱愛も!

江波さんは日本人離れした美貌で「和製オードリー・ヘプバーン」と呼ばれたほど。まるでハーフのような美しさです。

さまざまな監督たちが出演を熱望した女優さんだったそう。プライベートでもとてもモテたことでしょう。

そして、ショーケンとこと萩原健一さんとの恋愛関係にあったそうです。

当時のショーケンは、ザ・テンプターズのボーカルとして若い女性から大人気。俳優としても、ジュリーこと沢田研二と人気を二分するほどの大スターでした。

さらに、江波さんよりも8つも年下。

実はアプローチしたのは、江波杏子さんからだったといいます。

「ダイナマイトボディーだった江波さんは、雑誌か何かでショーケンと対談したとき、自ら電話番号を渡したそうです。ショーケンもそのボディーに悩殺されて…。その影響でプレーボーイになったとも。江波に調教されたのではないかと言われている」と出版関係者。

引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/1176856/

さすがのショーケンも、江波さんの魅力には逆らえなかったということですね。

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江波杏子『旦那はいらない』結婚しなかった理由は徹底した女優魂?

そんな魔性の女だった江波杏子さん。

にもかかわらず、生涯、独身を通しています。

以前、出演した番組『ボクらの時代』(2013年10月27日放送)で自身の結婚観について語っていました。

江波さんは「パートナーはほしい!でも面倒くさいわね。はっきり言って自分の“さみしいわ、こういう時に誰かいてくれたらいいな”と思うときだけいてくれればいいけど…」と明かしている。

引用元:https://www.fnn.jp/posts/00384020HDK

江波さんは、亡くなる5日前にも、ラジオドラマの収録に参加。今後の出演作について、スタッフとミーティングも重ねていたといいます。

最後まで仕事に打ち込んでいた江波さん。淋しいときもあるけれど、結婚より仕事を選んできたということでしょうか。

さらに、同番組では恋愛観についても語ってます。

「好きになったり、別れるということは、そこに不幸があったり悲しみがあったりするわけでしょ。それは私たちの場合、悲しいかな、全部“栄養”にしていただいているの。業の深い職業だと思いますよ。職業と言うなら。そして、それを芝居に使用するわよね。その時の感覚を。そういうものなのよ、女優ってのは。化け物よ、普通じゃないわ

引用元:https://www.fnn.jp/posts/00384020HDK

江波さんは「化け物」と表現していますが、人生の不幸や悲しみさえも演技の肥やしにしてしまう、恐ろしいほどのプロ意識。

女優を職業にしたからには、平穏で落ち着いた結婚生活はそぐわないともいえる、江波さん流の生き方を感じます。

そして、独身を全うする自分の女優人生について、こう表現しています。

「“孤独だな”とほんっとに思うことがある!ここにいる私が私しかいないんだわって。“ちりだわ、ちり”って思うことがある。寂しいと思うと同時にこれってすごく至福と思う!こんな自由ってないじゃないですか

引用元:https://www.fnn.jp/posts/00384020HDK

寂しさは、裏を返せば自由でシアワセなこと。この考え方に共感する方も少なくないのではないでしょうか?

江波杏子さんの凛とした美しさは、女優魂を貫いた生き方から生まれていたのですね。

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江波杏子『旦那はいらない』結婚しなかった理由は徹底した女優魂?

2018年10月に帰らぬ人となってしまった女優の江波杏子さん。

プライベートは謎に包まれている印象でしたが、ショーケンこと萩原さんとは恋愛関係にあったそうですが、結婚はせず、生涯独身を貫いていました。

恋愛の悲しみさえも、演技の「栄養」にしてしまう。そんな女優魂が素敵です。

江波杏子さんが出演している映画を、また見返したくなりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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