蛯名健一の現在『首落ち』でユニクロCMや情熱大陸に!マドンナも酔心

米国で絶大な人気を誇るオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』での、日本人初の優勝を収めた蛯名健一さん。

アメリカンドリームを実現した日本人ダンスパフォーマーです。

米国では、メジャーリーガーのイチローや上原浩治に並んで名前の知られた日本人というのですから驚きです。

人生が180度変わったという蛯蛯名健一さんの「現在」は?

あのマドンナとの関係も気になるところです!

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蛯名健一(エビケン)はアメリカでダンス出会う

画像引用元:https://tabetainjya.com

蛯名 健一またはEBIKEN(えびな けんいち、えびけん)

生年月日 1974年 5月25日(46歳)

出身 神奈川県

身長 168cm

職業 演出家、振付家、ダンスパフォーマー身長は168cm

ダンスのきっかけはただのノリ?

蛯名健一さんがダンスを始めたのは、「ちょっとしたきっかけ」でした。

20歳の時にアメリカの大学へ留学。新入生歓迎ダンスパーティでのパフォーマンスでした。

「ダンスは高校生の時に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の『ダンス甲子園』を見てかじったぐらいだったんですけど(笑)、パーティで〝ランニングマン〟というステップをしたら盛り上がった。

後から考えたら、おかしな日本人だと笑われていただけなんですけど、自分にはちょっとした快感で(笑)。

そこからヒップホップのビデオをスロー再生で観ながら、独学で練習するようになりました」

引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/38044

驚くべきことに、ダンサーをめざして精進していたわけではなく、きっかけは「ノリ」だったようです。

オーディション落ちで転機が

画像引用元:https://www.oshihaku.jp/

大学卒業後、2000年にニューヨークに拠点を移し、ダンサーとしてショーに出演するように。

転機が訪れたのは、マイケル・ジャクソンのバックダンサーオーディションに参加したときのことでした。

「マイケルのオーディションでは、審査員の前に立っただけで、踊ることなく落とされました。

ボクの160cmの身長や痩せた体つき、つまり見た目の段階で受からなかった。

それで自分の目指すべきステージは違うな、と痛感しました」

引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/38044

それをきっかけにダンスやパントマイム、マジック、マーシャルアーツ(格闘技)を融合させたオリジナルパフォーマンスへと方向転換。

ダンススクールで講師をして収入を得ながら、コンテストに参加しては賞金をさらっていくようになりました。

アポロシアターで快挙

ニューヨーク・ハーレム地区にある、アフリカ系アメリカンのアーティストたちに愛されたクラブ「アポロシアター」。

画像引用元:https://wondertrip.jp

マチュアアーティストたちの登竜門である「Apollo Amateur Night(アマチュア・ナイト)」は、マイケル・ジャクソンの母体であるジャクソン5や、スティービー・ワンダーを輩出しています。

その「アマチュア・ナイト」に、蛯名さんは日本人ダンスチームBiTriPを率いて、2001年に出場。

見事、日本人初の総合年間チャンピオンに輝いています。

さらに2007年には、個人としてアポロシアターTV版「Showtime at the Apollo」に出演。

7回連続優勝&年間チャンピオン&アポロシアター史上唯一の年間優勝2冠を達成し、着々とスターダムへの階段を駆け上がっていったのです。

蛯名健一(エビケン)『首落ち』で日本人初のAGT優勝!

画像引用元:https://www.youtube.com

そして、満を持して2013年にアメリカの人気テレビオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』(America’s Got Talent、以下AGT)に出演。

米NBCネットワークで放送され、イギリス版では歌手のスーザン・ボイルを輩出するなど、世界的な影響力を持つ有名番組です。

スカウトされての出演でしたが、蛯名さんは「これをきっかけにスターになりたい」などとは思っていなかったよう。

あくまで、「これに出れば、YouTubeの再生回数があがる!」とダンサーとしてのキャリアのワンステップだと考えていました。

最初に小柄な日本人がステージに現れたときの観客のムードは冷たいものでした。

しかし、決勝では頭が身体から落ちる『首落ち』パフォーマンスやロボットダンス、映画『マトリックス』を彷彿とさせる動きで、観客を圧倒!

場内は割れんばかりの拍手と熱狂の渦に包まれました。

実は、有名な『首落ち』は意外なところからヒントを得たようです。

「首が落ちるパフォーマンスは、萩本欽一さんが出演されている『全日本仮装大賞』で観たアイデアに着想を得て、生みだしたマジックですね。

もう10年以上やっていますが、全世界のどこに行っても笑ってもらえます。

僕のパフォーマンスは構成する全部が〝なんちゃって〟。

すべての芸が見よう見マネのB級なんですけど、それをミックスさせ、音楽や映像などの演出を加えて、エンターテインメントとして総合的に魅せていく。

ですから、素人の方でもわかりやすくて楽しんでもらえると思います」

引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/38044

かくして蛯名さんは、出場者75000組の中から勝ち進み、日本人初のAGT優勝者へ。

賞金100万ドル(約1億円)を獲得、アメリカンドリームを実現させました。

 

ちなみに『AGT』には、2019年6月にお笑いタレントのゆりやんレトリィバァさんも出場。

あえあく予選落ちしたものの、ニュースでは大きな話題になりました。

そう考えると、日本人でAGT優勝というのがどれだけの快挙か実感できます。

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蛯名健一(EBIKEN)の現在は?ユニクロCMに!マドンナも酔心!

それでは、AGT王者に輝いたのちの蛯名さんの現在はどのように変わったのでしょうか?

『情熱大陸』にも出演!

画像引用元:http://hiphop-dance-dvd.com

優勝後は世界中から毎日100件近くの仕事の依頼が来るそうです。

どの国に行っても、街中を歩いていると必ず一度は声をかけられる有名人に。

気になる「お金まわり」の話ですが、優勝賞金100万ドル(約1億円)は一括で受け取ると半分以上は税金で持っていかれるそう!

そこで、40年の分割払いで受け取ることに。

結局、税金を引かれて1年に約100万円ほどという話です。

 

さらにギャラの相場もアップし、以前に出演した『情熱大陸』では値段交渉の場面も。

画像引用元:http://nodakureha.seesaa.net

「13,000ドル(約130万円)からギャラを下げられません」
移動も必要なのでプラス2,000ドルの飛行機代も」

 

2006年には元ダンサーの日本人女性と結婚。娘さんの小学校入学を機に日本にも自宅を構えたということ。

画像引用元:https://tsunebo.com/ebi-ken

奥さんは「将来の安心感が上がった」とほっとしているそうです。

ユニクロのCMに出演!

実は蛯名さん、2019年にユニクロのCMにも出演されていました。

天才小学生ドラマーの相馬よよかさんとのコラボで『首落ち』を披露しています。

この動画を見るとほんとうに「ダンサーの首の関節はどうなってる?」と驚きますね。

マドンナも酔心!

画像引用元:https://front-row.jp

蛯名さんは、あのマドンナのにも高く評価されているそう!

マドンナの息子や娘の誕生パーティに呼ばれていたというのですから驚きです。

1度目はチェコのプラハで、2度目はニューヨークの彼女の自宅で、パフォーマンスを披露しています。

さらに『AGT』出場に必要なグリーンカード(米国永住権)取得の際の推薦状を書いてくれたのもマドンナ!

彼女は『AGT』優勝の数年前から、蛯名さんの実力を認めていたということですからさすがに先見の明があります。

今後は日本に拠点を

画像引用元:https://tsunebo.com/ebi-ken

今後は家族のこともあり、拠点をアメリカから日本に移す予定とのこと.

日本でエビケンのパフォーマンスが見られる機会が増えそうです。

自身のことを「小柄でダンスも一流ではない」と語るエビケンさんのモットーは…

いろんなダンスをゴチャ混ぜにした、“ダンスみたいな”パフォーマンスで、自称“のり弁当”。
のりに魚フライ、唐揚げ、たまごがあってとチープでそれぞれのクオリティは高くないんだけど
それをまとめて380円ならなかなかおいしいじゃん。

エビケンさんのパフォーマンスの実力はもちろん、このようなユニークで柔軟な発想が、世界で活躍し続ける理由なのではないでしょうか?

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