レバノンへの逃亡劇で、日本はもちろん世界を驚かせたカルロス・ゴーン氏。
実は、自らにまつわるストーリの「映画化」も企てていることが報道されています。
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カルロス・ゴーンが映画化計画?
アカデミー賞受賞映画プロデューサーと?
ニューヨークタイムズによると、東京近郊の借家で12月のある日、ゴーン被告はハリウッドの映画プロデューサーと面会していたといいます。
ゴーン被告が面会したのは、米アカデミー賞作品賞などを受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)のプロデューサーを務めたジョン・レッシャー氏。
日本の司法制度を「ヴィラン(悪役)」に、自身の物語を映画にしてはどうかと提案したということです。
ゴーン映画のストーリーとは?
ゴーン氏はジョン・レッシャー氏に、自身が受けた「不当な投獄」と「無実を証明するための闘い」について記したプロットを示し、レッシャー氏に自分の物語を映画にできないか打診したといいます。
日本の司法制度を「ヴィラン(悪役)」に、自身の物語を映画にしてはどうかと提案。
映画のテーマは「救済」で、「悪」である日本の司法制度からの自身の名誉の回復を描きたかったようです。
ちなみに同紙は「事情を知る人の話」として報じています。
ゴーンがネットフリックスと独占契約?
さらに、フランス紙ルモンド電子版が1月3日に驚きの報道をしています。
保釈中の昨年12月下旬にレバノンへ逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が、数カ月前に米動画配信大手ネットフリックスと独占契約していたと伝えた。契約の詳細や意図は不明だが、自身を題材にしたドキュメンタリー作品の撮影などを検討した可能性もありそうだ。
数か月前ということは、その当時から自身の逃亡後の「反撃」を計画していた可能性もあります。
しかし、その後、ネットフリックスはこの報道を否定。
ネットフリックスの日本の広報担当者は4日、朝日新聞の取材に「ゴーン氏と作品に関する契約はない」と語り、報道内容を否定した。
本当に契約しているのか。その答えは、1月8日の記者会見にでも明らかになるかもしれません。
カルロス・ゴーンはホリエモンともコンタクト?
同紙はさらに、こう報じています。
ゴーン被告が日本の経済事件の裁判に詳しいアメリカのジャーナリストや、過去にライブドア事件で有罪判決を受けた起業家の堀江貴文氏にもコンタクトを取っていたことを挙げ、レッシャー氏との面会は「彼が日本の司法制度との闘いを終わらせるために企てた試みの一つ」だと指摘している。
そう、ゴーン氏は証券取引法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた堀江貴文さんともコンタクトをとっていたようです。
これが、映画製作のためだったのか、逃亡準備のためだったのはかは不明ですが、堀江さんは2020年1月にゴーン氏と会う予定だったことを明かしています。
「カルロス・ゴーンさんはgoneしちゃったってことですね」と苦笑。
「いつの日かレバノンで会うことがあったら、そんときはおごってくださいね! スケジュールあけてたんですから」と語り、「ゴーンさん、行ってらっしゃい!」と堀江さんらしいフレーズで結んでいます。
まとめ ゴーンが映画化計画?Netflixや堀江貴文とコンタクトで実現か?
年末に逃亡劇で国内外を驚かせたカルロス・ゴーン氏。
レバノンに出国する前に、ハリウッド映画プロデューサーやネットフリックスと自身の状況を「映画化」する計画をしていたようです。
ネットフリックスは否定していますが、正直、見てみたい気もするゴーン氏のドキュメンタリー。
堀江貴文さんとの交友もあったようです。ゴーン氏の今後に注目が集まります。