さまざまな疑惑がくすぶり続ける、安倍首相主催の「桜を見る会」。
12月5日発売の週刊文春では、その飲食受注業者の関係者が、安倍昭恵夫人の「親友」だったと報じています。
その疑惑の関係とは?記事の内容をまとめています。
【文春】コムサ「桜を見る会」で1億2000万円独占受注
まず、「桜を見る会」で問題のひとつとされている、飲食業者の「一社独占受注」について整理しています。
- 国会でも取り沙汰されているのが、桜を見る会への飲食提供業務を受注した「ジェーシー・コムサ」(以下コムサ)を巡る問題。
- コムサは焼き鳥チェーン『一番どり』などを展開する外食企業。
- 第二次安倍政権で初めて『桜を見る会』が開催された2013年から毎年、飲食提供業務を受注。
- それまでは複数社による受注だったのに、この年からコムサ一社の単独受注に変わった。
- 2015年、2017年は他社からの応募もあったが、やはりコムサが受注。
- 受注額が膨れ上がっていることにも批判が集まっている。
- 2013年には約970万円だったのが、今年は約2200万円と倍以上に。
- 7年間の受注総額は約1億二2000万円
【顔画像】安倍昭恵夫人はコムサ会長の実弟・比嘉氏と親友
こうした「優遇」をコムサが受けられたのは、ある人物と安倍夫妻との親密な関係があったからでは?という疑惑が浮上しています。
その人物とは、他でもないコムサの代表取締役・大河原愛子さんの実弟であり、コムサのボードメンバーであるアーネスト・比嘉氏でした。
比嘉氏は、阿部夫妻との関係を次のように語っています。
- 安倍総理とは、三十代のころからのお付き合い。
- 昭恵さんと僕のワイフが、聖心(女子学院)で昭恵夫人の先輩で、ワイフから二人を紹介された。
- そのときはまだ、総理と昭恵さんも結婚前。それだけ古い友達。
- 阿部夫妻とは友達として年に1、2回食事。
- 政治の難しい話はせず、食事は割り勘。
ネット上でも、昭恵夫人のフェイスブックに投稿された、安倍夫妻と比嘉夫妻らが会食する写真が拡散され、話題となっています。
さらに、関係者からはSNSにこんな投稿も。
〈Aちゃん(注・比嘉氏の妻)のご主人がウェンディーズジャパンを設立なさり、そのお祝いに駆けつけました。安倍晋三先生も祝辞を贈られ華やかでした!〉(一一年十二月二十日)
つまり、阿部夫妻と比嘉夫妻はプライベートだけでなくビジネスでも関係があったようなのです。
そして、驚くべき「人間関係」も報じられています。
比嘉氏は安倍夫妻との共通の友人についても、こう明かした。「加計さんとは、安倍さんの紹介で会いました。総理が友達を呼ぶ集まりのときに、ご一緒しています。安倍さんと親しい友達の集まりですから気楽な感じで」加計孝太郎氏。二年前に大いに世間を騒がせた、加計学園の獣医学部新設問題における中心人物だ。
総理やその周辺人物といえど、交友関係はプライベートなものですから、とやかく言う問題ではありませんが。
あの「加計学園問題」の中心人物とも親しいという比嘉さん。
そして、ことも無げに、こう語っていました。
「僕とワイフと総理と昭恵さんとの関係があって、姉(コムサ会長の愛子氏)にも昭恵さんを紹介した。ファミリーですから」
果たして、この比嘉さんをめぐる人間関係がコムサの「桜を見る会」での「一社受注」に繋がっているのでしょうか?
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まとめ 【文春】昭恵夫人の親友は「桜を見る会」受注業者社長の実弟
12月5日発売の週刊文春では「桜を見る会」の飲食受注業者コムサと安倍夫妻との関係を報じています。
コムサは2013年以来、事実上、桜を見る会の飲食を一社で受注。
その背景に、昭恵夫人の親友であり、コムサ社長・大河原愛子さんの実弟であるアーネスト比嘉氏との「怪しい関係」があるのではと語ってます。
まだまだ燻り続ける「桜を見る会」をめぐる問題。
国会でも早く決着をつけて、より重要な国家の課題に取り組んでほしいものです…。