9月5日発売の週刊文春では、大ブレイクを果たした吉本興業の人気芸人「EXIT」のボケ担当兼近大樹さんの過去の警察沙汰について触れています。
売春防止法違反の疑いで北海道警厚別署に逮捕されていたということで、その詳細やさらに別件の「余罪」についても触れています。
そこで、記事の内容をまとめてみました。
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【文春】EXIT兼近大樹が売春防止法違反で逮捕?少女を斡旋(あっせん)?
EXIT(イグジット)といえば、チャラいギャグの反面、副業はベビーシッターや介護の仕事であることや、高校中退後にバイトに明け暮れ、家族を援助していたことをテ明かすなど、見た目とは対照的な善人キャラが話題を呼んでいます。
しかし、2011年11月、ボケ担当の兼近さんが売春防止法違反の疑いで北海道警厚別署に逮捕されていたことが「週刊文春」の取材で分かりました。
記事では、地元・北海道札幌市の地元記者が事件の詳細をこう語っています。
- 直接の逮捕容疑は2011年4月。
- 札幌市の高校3年の女子生徒(当時19)に、携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合った男性と市内のホテルでいかがわしい行為をさせ、現金1万5000円を受け取らせたというもの。
- 女子生徒は『小遣いほしさに男性100人くらいと関係を持った』と供述。
- 兼近は容疑を全面的に認め、罰金刑の有罪判決を受けている。
この件に関して、文春の記者が兼近さんに直撃すると、むしろ安堵の表情を見せてあっさり認めたそうです。
- 簡易裁判で、罰金刑10万円で出てきた。
- 吉本にはずっと「絶対誰かに気づかれる」と話していた。ホッとした気持ち。
- 吉本からは『誰にも言うな』『絶対ダメ』と言われていた。
一方、吉本興業の広報は、次のように答えていたそうです。
一連の闇営業騒動の際に、本人から報告を受けましたが、非常に高度なプライバシー情報であることから公言をする必要はないのではないかとアドバイスしました。
【文春】イグジット兼近大樹の警察沙汰の余罪は?過去に窃盗で逮捕も?
しかし、警察沙汰はそれだけではなかったというのです。
2011年の逮捕後、イグジットの兼近さんは札幌のビルの中にあるサパークラブの店長を任されます。
そのとき、「事件」は起こりました。その内容について地元紙の記者が語っています。
- 2012年4月の未明、人気ホストA氏の自宅マンションから現金1000万円が入った金庫が盗まれた。
- 8月には北海道警が男4人を逮捕。
- 住民を装って業者に鍵をあけさせたと供述。
- 現金の一部を高級外車の購入費用や店の開業資金にあてた。
- その犯行メンバーとして逮捕されたのが兼近さんとサパークラブのオーナーだった。
事件後に兼近さんから話を聞いた飲食店オーナーは、このようにも証言。
- (窃盗事件で)「俺だけ逃げ切ることができた」
- 東京に出て芸人になると言い出した。
- 上京する金がないので女性客に「自殺する」といって金をだまし取る計画をしていた。
この窃盗事件での「逮捕」と女性からお金をもらう計画について記者が兼近さんを直撃しています。
売春法違反については、あっさりと認めていますが、窃盗に関しては回答がすこし違いました。
- 事情聴取はされたが、逮捕はされていない。
- 盗まれたお金が兼近さんの給料の原資になっている可能性があったので共犯を疑われた。
- しかし、10日間の勾留の後、嫌疑が晴れ釈放された。
「一般論として、逮捕後に検察官が裁判所に対して勾留請求を行い、勾留の手続きをするわけです。逮捕されず勾留するというのは聞いたことがない」
窃盗容疑は「濡れ衣」と主張する兼近さんの言い分とはまっこうから異なっています。
果たして、窃盗容疑で逮捕された「余罪」があったのかどうか疑問が残ります。
まとめ 【文春】EXIT兼近大樹の警察沙汰の余罪は?過去に窃盗で逮捕も?
人気急上昇の芸人「EXIT」の兼近さんの過去について、週刊文春が報じています。
2011年に一度逮捕されていることは認めていますが、その後、もう一度窃盗で逮捕されたことについては、ご本人は否定されています。
過去は過去。現在、まっとうにお笑い芸人として活躍している兼近さんの今後に注目が集まります。