2019年11月16日、人気女優の沢尻エリカさんが、合成麻薬MDMA所持で逮捕されました。
突然のニュースに驚く声と同時に、一方では「なぜ、いまさら?」という空気も流れたとか。
実は、もう何年も前から沢尻さんの薬物使用は公然の秘密。
元旦那のハイパーメディアクリエイター高城剛さんも、7年前に沢尻さんの薬物中毒を「暴露」していたのです。
さらに、高城さん自身にまつわる大麻の話も…
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沢尻エリカのスターダスト契約解除理由は「大麻」だった?
2019年11月にMDMAの所持で沢尻さんが逮捕される、7年以上も前の2012年5月、週刊文春では沢尻さんの薬物中毒疑惑を報じていました。
沢尻エリカ
この逮捕劇は遅いと言う声も多いなか、ついに、と言うか、ようやく容疑が固まったのだろう。
以前 所属していたスターダストでは2009年9月に薬物との関係で解雇。
2012年5月24日発売の週刊文春に取り上げられ、元旦那の高城 剛氏とも情報あり。
麻痺しマークされてたのに我慢出来ない中毒者 pic.twitter.com/Rrp9vzBo32— ゆーきゃん (@Access_2019NOW) November 16, 2019
中でも衝撃的だったのは、2009年に前事務所・スターダストが「重大な違反」があったとして、沢尻さんを契約解除した理由でした。
「当時、その理由は詳らかにはされませんでしたが、相次ぐ芸能界の薬物事犯にっいて、人気タレントを数多く抱え業界を牽引する大手のスターダストは、事務所をあげて薬物検査を案施すると表明した。記者の間では、『沢尻が検査を拒んでクビになったのだろう』と推測されていました」(同前)
しかし、本当の契約解除理由は「検査の拒否」ではなく「大麻の使用とそれを本人が認めたこと」だったというのです。
週刊文春では1通の「通知書」を入手。送り主は、沢尻さんの前所属事務所スターダストプロモーション(以下、スターダスト)の代理人A弁護士。
書面に記された宛先「高城エリカ」の名は、当時、高城剛氏さんと婚姻関係にある沢尻さんの本名でした。
その文面は次の通り。
1 当社(スターダスト、編集部注)は、本人との平成15年8月1日付のマネージメントに関する専属契約(以下「専属契約」といいます)を、本日をもって解除いたします。
2 本解除は、平成21年9月10日に本人の同意のもと薬物検査を実施したところ大麻について陽性反応が示され、本人は大麻使用の事実を認めた上で、今後大麻の使用を止めることはできない旨を表明したことなどが、専属契約の第9条(1)に該当することによるものです。
週刊文春の検証の結果、A弁護士の「職印」が押印してあることから、この通知書が本物であることを確認。
弁護士の「実印」ともいえるこの職印の印影は、大阪地裁でA氏が担当した裁判記録の印とも照合、一致しているということ。
つまり、2009年の時点で、沢尻エリカさんは大麻の使用を自身で認めていて、前事務所も知っていたが公表しなかったのです。
そして、実際に今回の逮捕で沢尻エリカさんは「10年以上前から大麻やMDMA、LSD、コカインを使用していました」と証言しています。
元旦那・高城剛も沢尻エリカの大麻中毒を7年前に暴露
2012年のこの文春記事の「事実性」を後押しする人物がいました。
まぎれもない、沢尻さんの元旦那の高城剛さんです。
当時の週刊文春の記事を受けて、インタビューに回答していました。
文春の記事は読みました。あの書類(通知書)は、間違いなく本物ですよ。
僕は、この件がスポーツ紙やテレビでまったく取り上げられないことにも驚いています。要するに、事務所もマスコミも“なかったこと”にしたいんじゃないでしょうか。
僕は今まで彼女に何か問題が起きる度に対処し、誰に何を聞かれても多くは語ってきませんでした。陰に日向にエリカを庇ってきた。ですが、今回のことで、今後、日本とスペインの警察が動く可能性もある。もうお話しせざるを得ない時期なのでしょう。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2133780276938522601?&page=2
2012年当時に、高城さんは沢尻さんの大麻使用と、それが原因で事務所から契約解除を受けたことを認めていたのです。
いよいよ警察が動き出すと思った高城さんは、妻の薬物中毒を「暴露」するつもりではなくても、もう話さざるを得ないと感じていたのでしょう。
高城さんと沢尻さんは2019年1月に結婚。知人の証言によると、ふたりが出会った頃から沢尻さんは大麻を使用していたという話です。
「沢尻さんは、高城さんと知り合った頃にはすでに大麻を吸っていたものの、高城さんの反対で、一度は完全に止めていました。が、以前所属していた芸能事務所とのゴタゴタなどをきっかけに、また始めるようになったので、高城さんが必死に止めていたのをよく覚えています。」
引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68532?page=2
結婚生活の中、沢尻さんをなんとか更生させようと努力してきた高城さん。
離婚騒動の最中の2013年にも、「自分がついていないと抑えが利かないのではないか」と大麻の使用について案じていたといいます。
その高城さんの努力もむなしく、沢尻さんはどうしても薬物をやめられませんでした。
「彼女には誘惑があり、『大麻でも何でもクスリは用意できるよ』と取り入った面々がいたようです。当人もそう話していました。結局、そちらになびいてしまったのです」(前出の知人)
引用元:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68532?page=2
旦那より、悪い友達の誘惑に負けてしまったということでしょうか?
ハイパーメディアクリエイター高城「エリカちゃんはっきりトモダチ言いました」#沢尻エリカ #片瀬那奈 pic.twitter.com/Z3dKL2jnGU
— どうなつぱんけえき (@donutspancake) November 17, 2019
共演した小栗旬さんも知ってた?【動画】小栗旬が沢尻エリカに『ボクらの時代』意味深発言?薬知ってた?
沢尻エリカの元旦那・高城剛も現在は「大麻解禁派」
しかし、そんな高城剛さんも、過去には自身の「大麻発言」で世の中を騒然とさせたことがありました。
2003年に発行された月刊誌「Gag Bank vol5」の
「人気クリエイターの創造の源を探る」というインタビュー。
11ページにわたって生い立ちや趣味・嗜好、当時の仕事内容などを高城さんが語る内容でした。
その中で、中学時代のバンド活動の話に触れた上で、こんな一節があったのです。
周りはツッパリのヤンキーばかりだったけど、僕は髪の毛を伸ばすヒッピーのほうに行ってしまった。当時は皆、暴走族にシンナーっていうところを、僕はエレキギターに大麻っていう感じでしたね。
若い頃に「やんちゃ」をやってたことをおもしろく伝えたかったのだと思いますが、「ギターに大麻」という言葉がただの例えなのか、それとも?
そして、高城さんは現在はトークショーやメールマガジンなどで「大麻擁護派」の活動をしているということです。
2019年1月のMAG2NEWSでのインタビューで「安全な日本製大麻を東京で」というテーマでこう語っています。
日本でも2020年代初頭には、まず医療大麻から解禁になるんじゃないでしょうか。
万全のセキュリティ体制のもと、お金のかかった「日本製大麻」を東京で作ることが、粗悪で違法な大麻の流通に歯止めをかけることにも繋がるでしょう。
日本でも製薬会社やJTなどのロビー活動によって、2030年代には嗜好用大麻も解禁の流れになるんじゃないでしょうか。
引用元:https://www.mag2.com/p/news/382716/2
もちろん、これは2018年10月カナダが主要先進国で初めて娯楽目的の大麻を合法化、WHOも大麻に関する見解を大きく変えた世界の流れを受けての発言。
国内外でも「大麻擁護派」が少なくないことは知らています。
沢尻さんは、高城さんが熱く語る「2020年初頭の日本での大麻解禁」をどんな気持ちで迎えるのでしょうか?
まとめ 沢尻エリカ元旦那が薬物中毒を7年前に暴露?高城剛も大麻擁護派の現在
2019年11月に薬物所持で逮捕された女優・沢尻エリカさん。
実は2012年週刊文春が「2009年に大麻使用が理由で前事務所を契約解除されていた」と報じ、その記事について当時の旦那・高城剛さんが「事実」と後押しをしていました。
高城さんは懸命に沢尻さんの薬物使用を止めようとしたようですが、その思いも届かず。今回の逮捕になってしまいました。
一方で、高城さんはトークショーなどで「日本での大麻解禁」などを語る活動をされているということです。
いま、沢尻さんは高城さんの制止を聞かなかったことを後悔しているのでしょうか?