10月3日発売の週刊文春で、 国民的ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家の橋田壽賀子氏さんが衝撃の告白をしています。
俳優のえなりかずきさんが女優の泉ピン子と共演NGだということ。
ドラマの中では親子を演じ、公私ともに母と息子のような関係だと思っていただけに驚きました。
果たして、ふたりの間になにが起こっているのでしょうか?記事の内容をまとめてみました。
【文春】えなりかずきの現在は?泉ピン子と共演NG?
1990年の番組開始から30年続く国民的ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」。
物語の主人公は、泉ピン子さんが演じる小島五月で、夫と中華料理店「幸楽」を切り盛りしています。その五月の長男・眞(しん)役を演じているのが、えなりかずきさんです。ドラマの中では東京大学を経て公認会計士と自慢の息子という設定。
1990年の番組開始から2011年までは、ほぼ1年おきに連続ドラマが1年間にわたって放送され、1996年の第3シリーズは全50話の平均視聴率が26.6%を記録と、まさに国民的なドラマです。今でも、年に一度、特番が放送されています。
ところがその小島家に「異変」が起きています。泉ピン子さんとえなりさんは2015年の特番以後は同じシーンで共演していません。
記事では橋田さんが、えなりさんの現状について語っています。
- 2011年連続ドラマ終了後、えなりさんが共演拒否。
- 泉さんと一緒に出るとえなりさんがおかしくなる。発疹が出たりも。
- プロデューサーの石井ふく子さんから『だから絶対に一緒にしないでくれ』と言われている。
- えなりさんは、それくらいピン子さんのことが嫌いになっちゃったということ。
- セットが一緒になってもダメ、同じ日に本番になるのもダメ。控室や廊下で会ってしまうから。
- 会うとえなりさんに病的な拒絶反応が出る。
脚本家としても、ふたりの扱いにかなり苦労しているようで、親子がすれ違い、母に伝えることがあれば息子は直接言わずなぜか父に伝言すると不自然なシーンに書きかえなくてはならないと言っています。
一方で、橋田さんはピン子さんの言い分についても触れています。
- 泉さんは『私はただ育ててる、育てるってつもりもないけど』と言っている。
- 『仕方ない。イジメた覚えは全くない』とも。
- 「嫌われたらしょうがないわ。向こうがどう受け取っているかわからないから」と意外にも怒っていない様子。
どうやら、一方的にえなりさんが泉ピン子さんに拒否反応をしてしまっているようです。
【文春】えなりかずきと泉ピン子の不仲の理由や原因は母親?
それでは、不仲になってしまった理由は何なのでしょう?
実は5歳のえなりさんを発掘したプロデューサーの石井ふく子さんも、えなりさんを説得しているようなのですが、ある「壁」が立ちはだかっているそうです。
それは、えなりさんのお母さん。
えなりさんは、父が社長で母がマネジャーを務める個人事務所に所属しています。そのマネージャーが、直接的には泉さんとの「絶対共演NG」を出しているという話。
えなり家の結束が固さは、業界では有名。なんと、成人するまで10坪の2DKのマンションの襖を外してひと続きとなった部屋に、両親、弟と4人が並んで寝ていたというエピソードもあるぐらいです。それについてご本人もこう語っていました。
〈だって広い家や2階建てだと、どっかに人が居そうで怖いじゃないですか。いつも家族全員の顔が見えるのがいいな。(中略)自分の部屋なんか持ちたくないです〉(週刊文春02年2月14日号「『家』の履歴書」)
そして、今回の親子の確執は、泉ピン子対えなりファミリー…というかえなり母という構図に原因がありそうです。
- 小さい頃から、仕事の現場にはマネジャーであるえなり母が付き添っていた。
- ピン子さんは実の母がそばにいようが、子役のえなりさんを遠慮せずねこっ可愛がり。
- 泉さんは歯に衣着せぬタイプなので、思っていることを何でも言ってしまう。
- しかし、えなりさんもだんだん大人になり、それを不満に思うように。
- お母さんも『うちの子も、もう大人なのにおかしい』という思いがあり周囲に愚痴をこぼすように。
- ピン子さんの“お節介”は、えなり家の在り方に及ぶことさえあった。
- 「(一家の生活がえなりさんの肩にかかっているのは)気をつけた方がいい」という泉さんからえなりさんへのアドバイスに母がキレた。
なるほど。長年の間に積もり積もった、実の母と育ての母との確執が爆発。それを実の母と結びつきが強いえなりさんが敏感に受け止め、拒否反応が出るようになってしまったのですね。
この記事内容について、文春の記者がえなりさんの母を直撃しましたが、「なにもお答えすることはできません」という回答でした。
えなりかずきさんのこの拒絶反応は快復することがあるのでしょうか?ドラマの視聴率にも影響が出そうです。
【文春】えなりかずきと泉ピン子不仲の理由は?共演拒否の原因マザコン?
10月2日の週刊文春では、「渡る世間は鬼ばかり」の中で親子を演じている、泉ピン子さんとえなりかずきさんの不仲について報じています。
脚本家の橋田寿賀子さんが、「舞台裏」を語っています。
えなりかずきさんは泉ピン子さんとの共演に拒絶反応を示しており、会うと蕁麻疹が出てしまうこともあるそう。
泉さんも芸能界の母として、よかれとアドバイスをしてきたはず。ふたりの仲が再び、仲良し親子に戻る日が来ることを願っています。石井ふく子マンションの場所は都心のどこ?現在の自宅の価格はいくら?