1987年に昭恵夫人と結婚した安倍晋三首相。
以来、おしどり夫婦と言われるふたりですが、子供はいません。
その背景には、さまざまな紆余曲折があったようです。
さらに、安倍首相の「ホステス隠し子疑惑」の真相とは?
安倍晋三総理と昭恵夫人のなれそめは?
まず、ふたりの出会いを振り返ってみると…安倍晋三首相と昭恵夫人は、1984年に知人の紹介で出会いました。
安倍首相は、当時外務大臣を務めていた父・安倍晋太郎氏の秘書官。
一方で、森永製菓の創業家一族に生まれた昭恵さんは、聖心女子専門学校を卒業し、大手広告代理店・電通に勤務していました。
「当時、晋三さんは父・安倍晋太郎元外相の秘書でした。2人を引き合わせる食事会に、昭恵さんは50分も遅れて来たそうです。
引用元:https://smart-flash.jp/sociopolitics/38794
ふたりは、それ以前にある会合で顔を合わせたことがあったそうで、そのときから安倍さんは昭恵さんにゾッコンだったよう。
『昭恵さんは私のマドンナなんです』
と言って、遅刻した昭恵さんを待ち続けたといいます。
ところが、昭恵さんの反応はというと最初はこんなふうにこぼしていたそう。
『(お見合いで)オジサンを紹介されたの。政治家の家とか堅苦しそうだから嫌だけど、先方が乗り気だから仕方ない』
しかし、話してみると意気投合。交際がスタートして、安倍首相と昭恵夫人は1987年に結婚。
そして、結婚から6年後に安倍首相は初当選し、2006年には首相に就任しています。
安倍首相と昭恵夫人に子供いない理由とは?
結婚33年を迎える安倍夫妻ですが、ふたりの間に子供はいません。
その理由は何だったのでしょうか?
不妊治療を断念?
昭恵さんが安倍首相と結婚したのは24歳の時。
当初は「子どもは自然にできるだろう」とのんびり構えていたそうですが、そのうち周囲からのプレッシャーが。
選挙区の後援者などとの酒席では、心無い言葉で傷ついたこともあったようです。
「嫁として失格だ」
「ワシが教えにいっちゃる」「非国民」
なんともひどい話です。
そのプレッシャーを受けて、昭恵夫人は不妊治療のために三箇所ほど病院に通ったといいます。
しかし、長続きしなかったという話。それには、昭恵夫人の「性格」が影響していたとご本人も語っています。
元来、努力家ではなく、目標が定められない性格なんです。それがずっとコンプレックスでしたが、こと、子どもに関してはよかったのかもしれません。
頑張れば妊娠できたのかもしれませんが~(中略)~私は諦めてよかったのかもしれないと思ったりもしました。
引用元:https://www.bookbang.jp/review/article/509688
不妊治療を始めたものの、思い詰めすぎて鬱状態や離婚に陥ってしまう方も少なくありません。
ほどよい「諦め」で、昭恵さんもすこしラクになれたのかもしれません。またこのようにも…
主人が「絶対に産んでくれ」と言わなかったことにも救われた気がします。
引用元:https://www.bookbang.jp/review/article/509688
安倍首相のスタンスも昭恵さんをプレッシャーから解放してくれたようです。
養子縁組も断念?
また、自分で産めないのであれば「養子縁組」も考えたという安倍首相と昭恵夫人。
首相とは養子という選択肢についても話し合いましたが…
「そこまでする必要があるのかなと。養子をもらって、その子1人にすべてを捧げるより、もしかしたら違うことをやるべきなのかもしれない、と思った」
昭恵さんは、自分の果たす役割についてもこのように語っています。
私は、残念ながら今世では親として選ばれなかったけれど、「子どもがいなくてもしっかり生きていきなさい」という使命を与えられたのだと思います。
そのような考えから、ミャンマーでの寺子屋づくりを支援し、バングラデシュでは女子大設立に尽力したといいます。
自身の子どもを育てるかわりに、世界中の多くの子供たちに希望を与える道を選んだということですね。
安倍首相にホステスとの子供いる?『隠し子疑惑』の真相は?
そんな安倍首相と昭恵夫人の苦労をよそに、あろうことか週刊誌で「隠し子疑惑」が報じられたことがありました。
もう10年以上前の記事で、現在は削除されているということです。
原型がないので、ほとんど「伝説」のようなものですが、その内容とは…
- 安倍首相が秘書官時代に知り合った銀座の一流ホテルのホステスと懇意に
- そのホステスが博多にクラブをオープン
- ホステスとの間に子供ができ、極秘出産した
しかし、のちに安倍首相自身が、この「隠し子疑惑」について公の場で触れています。
2016年2月29日衆院予算委員会で、「誤った報道に訂正を求めるのは政府・与党であっても当然」との考えを示すために、隠し子報道について言及しています。
「私はもう週刊誌によっては、例えば隠し子がいるということを、実は週刊誌に断定されたことがあります。
そういうことに対して抗議をしていました。週刊誌も事実と違うことを書くことは、まぁまぁ、あります。
そうしたことも、ここにずらずら、ずらずら、ずらずら、ずらずら、ずらずら、書いてあります。
そういうことについてはですね。少しちゃんとご自身でも事実かどうかということを調べられることをおすすめしたいと、このように思います」
引用元:https://www.sankei.com/politics/news/160229/plt1602290019-n1.html
度重なるメディアの誤報や情報操作に嫌気がさした安倍首相。
国会でこの話題を持ち出すぐらいですから、自ら「隠し子疑惑」の潔白証明をしたかったのでしょう。
安倍晋三首相に子供がいないことから捏造された事実無根の記事だったようです。