池袋事故その後|飯塚幸三は退院後も逮捕されない?在宅捜査の理由はなぜ?

2019年4月19日池袋で高齢者が運転する車が暴走し、母子2人が死亡、10人が重軽傷を負った痛ましい事故から約1か月が過ぎようとしています。

その遺族が、会見を開き、いまの心境を「まるで生き地獄」と語りました。

約1か月が経過しても、捜査は遅々として進まず、車を運転していた飯塚幸三・元院長は入院したまま。池袋事故のその後はどうなってるの?飯塚幸三・元院長はいつ退院するの?という声もあがっています。

そこで、今回は現在の捜査状況と、飯塚幸三・元院長が退院後はどうなるのか?ということについて調べてまとめたいと思います。

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池袋暴走事故の飯塚幸三・元院長の現在と捜査状況

まず、現在の捜査状況をまとめてみます。

2019年5月18日現在、飯塚幸三・元院長はまだ入院中で逮捕はされていません。

警視庁は、元院長が胸の骨折などのけがを負い、事故後に入院したため逮捕していない。元院長宅の捜索などを通じて証拠を集めるとともに、容体を見ながら今月13日以降、複数回話を聴いた。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000081-asahi-soci

事故から約1か月。13日以降、飯塚幸三・元院長から話を聞いているということですから、けがの快復が見られると考えられます。

捜査関係者によって、その後の捜査でわかっていることをまとめてみました。

  • 元院長の車のドライブレコーダーや現場周辺の防犯カメラの映像を分析。
  • 車は急に速度を上げ、最高で規制速度(時速50キロ)を超えて90キロ台後半まで達していた。
  • メーカー立ち会いによる検査の結果、アクセルやブレーキに異常がなかったこともわかった。
  • 元院長は2017年の免許更新の際、認知機能検査で「機能低下の恐れなし」と判定され、ゴールド免許を保有。
  • しかし、事故当時は両足を痛めて通院中で、医師から運転を控えるよう言われていた
  • 元院長は「被害者には大変申し訳ない」と謝罪。「アクセルが戻らなかった。ブレーキを踏んでも利かなかった」とも説明。

メーカー立ち合いによる検査で、運転していたプリウスには異常がなかったことが判明しています。一方で飯塚氏は「アクセルが戻らず、ブレーキがきかなかった」と説明し、状況が食い違っています。

車が縁石に接触してパニックに陥り、ブレーキと間違ってアクセルを踏み続けた疑いが強いとみて、警視庁は運転ミスとの見方を強め、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで捜査しています。

さらに、飯塚幸三・元院長は、病院で遺族あての手紙を書き弁護士を通じて謝罪の申し入れもしているそうです。遺族男性は「2人の死を受け入れることで精いっぱい」と断っています。

飯塚幸三は退院後も逮捕されない?在宅捜査の理由はなぜ?

それでは、飯塚幸三・元院長は退院後、逮捕されるのでしょうか?

証拠隠滅や逃亡の恐れもないなどとして、退院後も在宅で捜査する方針で、現場の実況見分も予定しているという。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000081-asahi-soci

警視庁は、飯塚氏の退院後も逮捕はせず、在宅で捜査すると発表しています。

逮捕による身柄拘束ではなく、在宅で捜査する条件としては、次の3つが挙げられます。

  • 証拠隠滅のおそれがないこと
  • 逃亡のおそれがないこと
  • 社会的な地位が高い、あるいは大衆に顔を知られている有名人に多い

最初の2点は、事故直後に「なぜ逮捕されないのか?」という理由にあがっていたものですね。専門家によると、これに併せて、顔を知られているような有名人は逃げてもすぐ捕まる可能性が高いので在宅捜査になりやすいそうです。

飯塚幸三・元院長も現在ではすっかり顔や立場が知れ渡っているので、この条件にも当てはまるのでしょう。

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飯塚幸三にとって在宅捜査のメリットとは?

逮捕された場合は、警察署の拘置所に入れられ、その後48時間以内に送検。24時間の拘留があり、拘留延長となれば最大で23日間は身柄を拘束されます。

一方で、自宅で捜査を受ける在宅捜査とは被疑者にとってメリットもあるようです。

まず、基本的には事件前と同じように普段通りの生活を続けられます。

犯罪者であると確定するのは、裁判で有罪判決が確定したときなのですが、逮捕=有罪というイメージが強いのも事実。

在宅捜査であれば、「逮捕」されないので、社会的地位を損ない悪いイメージを持たずにに済むことにもなるのです。

さらに、在宅捜査の期間中は、身柄の自由を奪われていないので、自分で有能な弁護士に依頼して、被害者との示談などを進めることもできます。これは逮捕され、身柄を拘束されている状態ではできないことです。

もし、示談が成立すれば、たとえ後に刑事裁判になったとしても、裁判官に「反省している」といういい印象を与えることができます。

また、在宅捜査であれば、事件が検察に送致され、検事が起訴を決定したとしても、通常は一般社会にいるままで裁判を受けることができます。これは、日本の司法システムが「逮捕前置主義」に基づいているから。基本的には逮捕しなかった被疑者を、逮捕の事実と異なる犯罪事実で勾留請求はできないしくみになっているのです。(余罪による別件逮捕は別)

被疑者のとっての在宅捜査によるメリットをまとめてみると…

  • 事件前とおなじように、ふだんの生活が送れる。
  • 社会的イメージを損なわずに済む可能性が高い。
  • 自分で有能な弁護士を依頼し、示談を進めることもできる。
  • 示談が成立すれば、もし裁判になっても裁判官にいい印象を与えられるかもしれない
  • もし起訴されても、一般社会にいるまま、裁判を受けられる

社会的地位も高く、金銭的にも有能な弁護士を依頼することも十分可能な飯塚氏にとっては、メリットがたくさんあるように思えます。

飯塚幸三にとって在宅捜査のデメリットは?

では、飯塚幸三・元院長にとって在宅捜査のデメリットはあるのでしょうか?

逮捕された場合の刑事手続きは、逮捕から起訴・不起訴の決定まで最長で23日間。

しかし、在宅捜査となると逮捕から送検まで、あるいは送検から起訴・不起訴の決定まで数カ月かかってしまうことは珍しくないようです。

長い間、警察や検察に取り締まりを受けるというのは、飯塚氏の年齢から考えても負担になるでしょう。

しかし、実は捜査に長い期間がかかるとしても、在宅捜査の方が不起訴になる確率が高く、刑罰が科されても軽くなる傾向があるとも言われているのも事実です。

飯塚幸三は今後も逮捕されない?可能性は?

では、今後、飯塚幸三氏が逮捕される可能性はないのでしょうか?

もちろん、在宅捜査の期間中も、在宅捜査の条件を犯さないように十分注意をしなければなりません。

警察や検察からの取調べには、迅速に応じること。連絡がつかなかったり、家族にも居所がわからないようなことがあったりすれば、逃亡のおそれありと判断されてしまいます。

また、被害者に直接会って謝罪するなどの行動も、そのつもりがなくても「証拠隠滅」ととられる可能性があるそうです。

さらに、前述のとおり、逮捕=有罪というわけではなく、過去には在宅捜査で刑事手続きが進められ、裁判では有罪判決が確定しているケースも少なくないのです。

今回、飯塚幸三・元院長は退院後も逮捕されず、在宅捜査を受けることになりますが、警察による十分な取り調べが行われれば、裁判により有罪が確定することもありえます。

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まとめ 池袋事故その後|飯塚幸三は退院後も逮捕されない?在宅捜査の理由はなぜ?

いかがでしたでしょうか?

痛ましい池袋暴走事故から約1か月が経とうとしています。事故を起こした飯塚幸三・元院長はいまだ入院中ですが、容体をみながら警察が話を聞いているようです。

飯塚氏は退院後も逮捕はされず、在宅捜査を受ける予定です。在宅捜査であれば、事件前のようなふつうの生活が送れ、有能な弁護士とコンタクトがとれるなど、逮捕に比べてメリットはあります。が、証拠隠滅や逃亡のおそれがあるとみなされないよう、細心の注意も必要です。

この事故で妻の真菜さんと長女の莉子ちゃんを亡くした会社員男性(32)は「2人の未来を一瞬で奪った償いは一生をかけても足りない。厳罰に処してほしい」と語っています。

この事故に関して、警察による公平で十分な捜査がされ、正当な処遇を導くことを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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